地の高天原
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↑ 第4巻第42章#
地の高天原(ちのたかあまはら)は、地上界・地系の中心地(高天原)のこと。たいていの場合は、聖地エルサレムか、綾部の大本の代名詞として使われる。
聖地エルサレム
霊界物語において「地の高天原」は多くの場合、太古の地上神界の首都(神都)である「聖地エルサレム」の別名として使われている。
【例】「八百万の神人を地の高天原なる聖地ヱルサレム城の大広間に集めて」[1]
アーメニヤ
国祖神政の時代には「聖地エルサレム」が地の高天原だったが、国祖隠退後は常世彦が神都を「アーメニヤ」に遷した。そのため、それ以降はアーメニヤが地の高天原ということになる。
ここに八王大神常世彦命は、多年の宿望成就して、天津神の命を受け、盤古大神塩長彦を奉じて、地上神界の総統神と仰ぎ、自らは八王大神として、地上の神人を指揮することになつた。しかるに聖地ヱルサレムは、新に自己の神政を布くについては、種々の困難なる事情あるを慮り、常世姫をして竜宮城の主管者として守らしめ、聖地を捨て、アーメニヤに神都を遷し、天下の諸神人を率ゐて世を治めむとした。
実際には第5巻第10~13章で、アーメニヤに神都が遷っている。
(常世姫のセリフ)「このたび地の高天原をこのアーメニヤに移されしについては」〔第5巻第13章「神憑の段」#〕
綾部の大本
【例】
- 「三千世界の大本、地の高天原の一厘の仕組で」〔大本神諭 明治40年旧10月16日#〕
- 「要するに、地の高天原なる綾部の大本の、神示の経綸は」〔第8巻第43章「言霊解五」#〕
- 「明治三十一年の秋瑞の御魂の神代に須佐之男神神懸したまひて綾部の地の高天原に降りまし」〔第15巻第11章「大蛇退治の段」#〕
抽象的な意味での地の高天原
→「天の高天原」の用例を見よ。
主なエピソード
→「聖地エルサレム」を見よ。