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地鏡の沼(ちきょうのぬま)は、霊界物語に登場する沼。琉球の球の島にある。
第28巻第14章「二男三女」#に1回だけ出る。固有名詞ではなく、「地鏡(蜃気楼)」の沼という意味の普通名詞。
日楯、月鉾、ユリコ姫、八千代姫、照代姫の5人が向陽山に向かって進んで行く途中、底の深い沼が横たわっていたが、5人は意を決して沼の中を進んで行くと、不思議なことに5人は膝までも没せずに無事に沼を渡りきった。振り返ると沼はなく、原野が広がっていた。これは向陽山の常楠仙人が仙術を使い、5人の信仰力を試すために地鏡(蜃気楼)を見せたのである。