玉の湖 (ヒマラヤ山)
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この項目では、ヒマラヤ山の近辺にある玉の湖について説明しています。その他の用法については「玉の湖」をご覧ください。
玉の湖(たまのみずうみ)は、霊界物語に登場する湖。ヒマラヤ山(地教山)の近辺にある。
第3巻第21章「狐の尻尾」#と第4巻第33章「至仁至愛」#だけに出る。
主なエピソード
ヒマラヤ山の国魂である純銀の玉(太白星の十二個の玉の一つ)を祭る「白銀の宮」の宮司・玉国別は、邪神に玉を奪われることを防ぐため、同型同色の偽の玉を造り、それを神殿に鎮祭した。八王大神常世彦の部下・武寅彦が「玉を八王大神に献じたら、汝ら夫婦をヒマラヤ山の八王神に任じる」と誘惑して玉を奪おうとする。玉国別は騙されたフリをして、玉の湖の畔で玉を渡そうと、武寅彦ら三人を誘い出した。そして「三人とも白狐の正体を現してこの麻袋に飛び込み、玉を自由に触られよ」と言うと、三人は白狐と変じて袋に飛び込んだ。玉国別はその袋の口を締め、大地に叩きつけた後、重い石を縛り付けて玉の湖に投げ込んだ。常世彦は、純銀の玉は玉の湖の底深く沈んだと信じ、玉を奪う計画をあきらめた。〔第3巻第21章「狐の尻尾」#〕