日向河(ひむかがわ)は、霊界物語の天祥地瑞に登場する河。高照山を水源として東に流れる川を日向河と呼ぶ。
概要
主なエピソード
- 太元顕津男の神は、五柱の神[3]と共に、高照山を西に眺めつつ、東の国を治め国魂神を生むために出で立つと、前途に日向河が横たわっていた。どうやって渡ろうかと思案に暮れていると、水が堰き止められ、日向河を守る河守比女の神が六頭の駒を連れて渡って来た。太元顕津男の神らはその駒に跨がって日向河を渡る。一行は河守比女の神の神館に立ち寄った。〔第73巻第30章「日向の河波」#〕
(太元顕津男の神は、御樋代神である世司比女の神と左り右りの神業を行う)
脚注
- ↑ 使用回数は、日向河23回、日向の河14回、日向川1回
- ↑ 第73巻第32章「玉泉の月」#:「日向河東北に流れ東雲の 国は東南に果てなく広し 西南に高照山は聳え立ち 日向の河は東北をかぎる」。章頭に「日向の河の向岸 東南方に開けたる 大平原の中心に 広くかまへし神館 玉泉郷に導かれ」とあるが、これは大平原(東雲の国または東雲郷と命名された)が東南方に開けており、その中心に玉泉郷がある、という意味であろう。
- ↑ 大物主の神、真澄の神、明晴の神、近見男の神、照男の神の五柱。
関連項目