蛸間山の黒雲

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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蛸間山の黒雲(たこまやまのくろくも)は、霊界物語第3巻第24章#の章題。

蛸間山には言霊別命によって国魂の神が鎮祭されていた(第2巻第9章タコマ山の祭典 その一#)。そこへ新たに銅色の国玉が鎮祭された(第3巻第2章八王神の守護#)。二つの国魂の神霊が互いに主権をめぐって争うようになり、蛸間山には黒雲が立ちこめるようになった。〈蛸間山は常に風雲たちこめ、時に暴風吹きおこり強雨降りそそぎ樹木を倒し、河川の堤防を破壊し、濁水地上に氾濫して神人その堵に安ンずること能はず〉

最初の国魂神は八頭神国玉別)に憑依し、新しい国魂神は八王神吾妻別)に憑依して互いに争った。

最後に八王神と八頭神が改心して和解すると、〈今まで天空に橋状をなして横たはりし黒雲は、次第に散乱して拭ふがごとく、天明らけく地清く、神人和楽の極楽浄土を現出したるぞ目出度けれ。〉