出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
竜世姫の奇智(たつよひめのきち)は、霊界物語第2巻第23章#の章題。
常世姫の宮殿に向かう途中、言霊別命と竜世姫は大論争をして掴み合いとなった。これは二人の狂言であった。宮殿に着くと言霊別命は水を求めたが、竜世姫は「こんな腰抜け神に水を呑ます必要はない」と言って水を奪い、打ち捨てた。これは毒を盛られた水で言霊別命が毒殺されるのを防ぐための、竜世姫の深慮から出た狂言であった。
戦前の版では「命」が入り「竜世姫命の奇智」という章題だった。