普陀落山
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普陀落山(ふだらくさん)は、霊界物語に登場する山。紀の国にある。第23巻第2章「副守囁」#に1回だけ出る。
那智の滝で罪穢れを洗い流した若彦は、普陀落山の麓に館を造り、三五教を遠近に伝えた。
現実の普陀落山
もともと仏教用語で、普陀落山(ふだらくせん)とは観世音菩薩が住む山のこと。
百科事典マイペディアによると「日本では熊野の那智山がこれにあてられ,西国三十三所観音の第1番札所であり,観音浄土へ参ろうとする補陀落渡海の出発点ともなった。日光の二荒山(ふたらさん)も同じ起源。」〔コトバンク〕
那智山(なちさん)とは単一の山ではなく、複数の山々の総称である。最高峰は大雲取山(標高966m)。