日向河(ひむかがわ)は、霊界物語の天祥地瑞に登場する河。高照山を水源として東に流れる川を日向河と呼ぶ。第73巻のみに出る。
初出:第73巻第25章「言霊の滝」#
太元顕津男の神は、五柱の神[1]と共に、高照山を西に眺めつつ、東の国を治め国魂神を生むために出で立つと、前途に日向河が横たわっていた。どうやって渡ろうかと思案に暮れていると、水が堰き止められ、日向河を守る河守比女の神が六頭の駒を連れて渡って来た。太元顕津男の神らはその駒に跨がって日向河を渡る。一行は河守比女の神の神館に立ち寄った。〔第73巻第30章「日向の河波」#〕