浄土真宗をぬけ出でて

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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浄土真宗をぬけ出でて(じょうどしんしゅうをぬけいでて)は、大本信徒の富士津日水勇(ふじつふみお[1])(藤津進)の著書。浄土真宗から大本に改宗した信仰体験を綴った本。昭和2年(1927年)刊。

題名は広告では「脱け出でて」だが、実際の本の表紙では「ぬけ出でて」になっている。

次は機関誌掲載の広告の宣伝文[2]。「真宗の一末寺に産声をあげた著者はその信仰に就て幾多の体験を持つてゐたが、十年前不思議な法縁に依つて大本に入信しその真体を味得[3]するに及び、その思想に体験に未来の得達等に就て甦生の感を深くした。本書は著者が過去の真宗に遡り現在の信仰に依つて真宗の是非を論じ、人生の真諦を大本に依つて説いたものである。」

概要

題名 浄土真宗をぬけ出でて
著者 富士津日水勇
発行日 昭和2年(1927年)
発行所 天声社
判型 四六判
頁数 60頁
定価 20銭
OBN OBN:1264

脚注

  1. 『真如の光』昭和3年(1928年)12月5日号p.52に「天声社員富士津日水勇《ふじつふみを》宣伝使」とフリガナあり。
  2. 『真如の光』昭和2年(1927年)4月5日号の裏表紙掲載。
  3. 「真体」は「真諦」の誤字か? 味得《みとく》とは「事柄の内容をよく味わって自分のものにすること」〔広辞苑〕