火炎山

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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火炎山(かえんざん)は、霊界物語に登場する山。第80巻にのみ出て来る。別名・地獄山[1]葭原の国土にある[2]

主なエピソード

水上山の執政・厳ケ根は、葭草や水奔草(毒草)が茂る国土を開拓するにあたり、まず高光山以西の国形を視察するため、四男の冬男を高光山の頂上に派遣した。しかし冬男は笑ひ婆によって殺されてしまった。冬男(の精霊)は笑ひ婆を懲らしめようとするが、妹の譏り婆が助けて逃げられてしまった。[6]

厳ケ根は冬男が帰って来ないので、行方を探すため三男の秋男を派遣する。秋男は譏り婆の本拠になっている火炎山へと向かった。しかし秋男も笑ひ婆・譏り婆に殺されてしまう。[7]

秋男一行は猛獣によって火炎山の噴火口に投げ込まれ、身体は白骨になってしまう。それから半時ばかり経て、火炎山は大爆発を起こし、山影は跡形もなく百里四方の大湖水と化した。この「火の湖」の中央に小島があり、秋男(の精霊)はこの島の精霊界の主となる。この島を「秋男島」と呼ぶ。[8]

脚注