九十九橋(つくもばし)は、霊界物語に登場する橋。月の国のハルナの都にある。
第40巻第5章「忍ぶ恋」#に1回だけ出る。(石生能姫のセリフ)「此方へ参る途中、九十九橋が何者にか打落され、已むを得ず一里ばかり下手へ参り、百代橋を渡つて、お館を訪ねて参りました」
この橋は第40巻第3章「落橋」#にも出る(ただし名前は記されていない)。大黒主の侍従(甲・乙ら)が鬼熊別を暗殺するため鬼熊別の館へ向かう途中、川を渡ろうとしたが、橋が落下していたため、引き返した。「横幅五間ばかりの深溝の橋梁」[1]で、大雲山から流れてくる激流(川の名前は不明)に架かる橋[2]。鬼雲別の家老・熊彦が橋を落とさせた[3]。