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お岩(おいわ)は、霊界物語に登場する人物。カークスとベースが八衢の三途の川の渡し場で出会った幽霊婆で、岩石の化け物[1] [2]。第63巻第11章「怪道」#・第12章「五託宣」#だけに登場する。
なお、第11巻第6章「奇の都」#の時公のセリフの中に出る「お岩」は、岩の上に立っていた三人の娘(月雪花の宣伝使)のことである。「これこれお岩さまの化け物、お梅さま何の事だ」
脚注
- ↑ 第63巻第11章「怪道」#:「カークスは後より婆の足をグツと掴み力限り突けども押せども、地から生えた岩のやうにビクとも動かない」、婆(お岩)のセリフ「俺は地の底から生えたお岩と云ふ幽霊婆だ」
- ↑ 第63巻第12章「五託宣」#:カークスのセリフ「只今濁流漲る大川が横はり、汚い婆が現はれて色々雑多と嚇し文句を並べやがるものだから、ベースと二人一生懸命に掛合つてゐましたが其婆は岩と化けて了ひ、川は薄原となりました。一体ここは冥途ぢやありますまいかな」、カークスの歌「三途の川の渡し場で お岩幽霊の醜婆が 萱の中から現はれて 凄い文句を並べ立て 二人の肝玉とり挫ぎ 忽ち岩と化けよつた」