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お熊(おくま)は、霊界物語に登場する人物。バルギーが夢の中で出会った婆。真っ黒けの大熊の化け物[1]。第71巻第7章「夢の道」#だけに登場する。
なお、第13巻第23章「和解」#の弥次彦のセリフ「足許を付け込みよつて年寄の癖に欲の皮の深い奴だ。棺桶に片足突込んで居つて欲張つて何になる、お熊婆奴が」の「お熊婆(おくまばば)」とは、特定個人名ではなく、普通名詞の「熊手婆(くまでばば)」のことだと思われる。熊手婆とは熊手性(くまでしょう)(強欲な性質)の老婆のことである。熊手婆 - コトバンク
脚注
- ↑ 第71巻第7章「夢の道」#:「バルギーは逃げ出さうとすると、お熊は俄に真黒けの大熊となり、黒い太い爪でバルギーの頭をグツと握り」、(バルギーのセリフ)「ヤーア、大変な夢を見たものだ」