シオン山
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シオン山(しおんざん)は、霊界物語に登場する山。
主に第1~2巻に登場する。
- 天の安河の水上にシオンの霊山が雲表高く聳えている。シオンの山の意義は「浄行日域といつて天男天女の常に来りて、音楽を奏し舞曲を演じて、遊楽する」ということ。山頂には広い高原があり、草花や果実が咲き稔っている。[1]
- シオン山の山頂に顕国の御玉があり、ここから竜宮城へ運ばれた。[2]
- 第2巻に「シオン山の神戦」の話が出てくる。
- 太白星の12個の玉をシオン山の山頂に祀った。[3]
- 「昔の聖地エルサレムの附近、現代の地中海が、大洪水以前にはモウ少しく東方に展開してゐた。さうしてシオン山といふ霊山を以て地中海を両分し、東を竜宮海といつたのである。」[4]
- ルートバハーの宣伝使ブラバーサが、シオン山の渓谷に草庵を結んでいる。[5]
- シオン山からヨルダン河が流れている。[6]
- シオン山は山家(やまが)に相応する。[7]
- 現実の山としては「シオン山」という山は存在しないが、「シオン」はエルサレムの嘆きの壁がある「神殿の丘」の別名であり、シオニズムの語源である。それとは別に「シオンの丘」というのも存在する(エルサレム旧市街の南部)。