ウブスナ山
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ウブスナ山(うぶすなやま)は、霊界物語に登場する山。フサの国にある。山頂に神素盞嗚大神の本拠地「イソ館(いそやかた)」がある。
概要
- 表記ゆれ:産土山(うぶすなやま)、ウブスナ山脈、ウブスナ峠[1]
- 初出:第15巻第19章「第一天国」#
- 神素盞嗚大神は、千座の置戸を負って高天原を追放された後、ウブスナ山の山頂(「斎苑の高原」[2]、「イソ山峠」[3]、「斎苑の山」[4])に宮殿を造り、ここを本拠と定めた。これをイソ館(斎苑館)と呼ぶ。[5][6]
- フサの国のタールの都からウブスナ山に向かう途中に河鹿山がある。[5]
現実のウブスナ山
ウブスナ山は、イランのダマバンド山(ダマーヴァンド山)に相応すると思われる。イランの最高峰で、標高5,671m(資料によって異なる)。首都テヘランの北東約66kmに位置し、活火山。
脚注
- ↑ 「ウブスナ峠」と表現されているのは次の1回だけ。第33巻第5章「神寿言」#:「かかる折しも素盞嗚の 神尊ははるばると ウブスナ峠の斎苑館 立出でここに来りまし」:ただし御校正本・普及版・愛世版では「ウブスナ峠」だが、校定版・八幡版では「ウブスナ山」に修正されている。
- ↑ 霊界物語第15巻第19章「第一天国」#:「ウブスナ山脈の頂上斎苑の高原に宮殿を造り」
- ↑ 霊界物語第16巻第5章「秋山館」#:「ウブスナ山に立籠り イソ山峠の絶頂に 仮の館を構へつつ」
- ↑ 霊界物語第20巻第4章「六六六」#:「コーカス山やウブスナの 御山続きの斎苑の山」
- ↑ 5.0 5.1 霊界物語第15巻第19章「第一天国」#
- ↑ 霊界物語第20巻第3章「山河不尽」#
関連項目
ウブスナ山、斎苑の山、斎苑の高原、イソ山峠はいずれもほぼ同義語。
外部リンク
- ダマーヴァンド山 - Wikipedia