神霊界 (機関誌)
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神霊界(しんれいかい)とは、
(1) 神霊の世界。「神界」(天界)の意味で使われる場合もあれば、「霊界」の意味で使われる場合もある。
【用例】
- 「天国浄土に参上り 神霊界の消息を」[1] …神界の意味
- 「神霊界には正神界と邪神界との二大区別がある」[2] …神界の意味
- 「現界の人間が人生第一の関門なる死といふ手続を了つて、神霊界に突入するに際しては」[3] …霊界の意味
- 「露の命を失ひつ 神霊界の八衢に 彷徨ひ進む折もあれ」[4] …霊界の意味
(2) 大正時代に大本が発行していた機関誌。
本項では(2)について解説する。
概要
浅野和三郎の大本入りを機に、大正6年(1917年)1月、機関誌『敷島新報』が『神霊界』と改題し、浅野和三郎が主筆兼編集長となった。
号数を継承しているため、第43号(大正6年1月号)からの発刊である。
サイズはB5判で、最初は月刊だったが、大正7年から月2回、8年からは旬刊(月3回)となった。
発行所は「大日本修斎会」。発行兼編輯印刷人は、最初は出口王仁三郎、大正7年1月号から吉田祐定、10年4月号から近藤貞二。(吉田は第一次大本事件勃発当時の発行人だったため、王仁三郎・浅野和三郎と共に検挙、起訴された)
大正10年(1921年)6月号(第138号)で廃刊。翌7月より新たに『神の国』が創刊された。
記事
- 「大本神諭」が大正6年(1917年)2月号から掲載された。