神代語
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神代語(かみよことば)とは、神代に使われていた言葉のこと。「神代言葉」とも書く。
概要
- 第2巻凡例#に、神代語の数字(一二三四五六七八九十百千万)を表す文字が記載されている。神代語の文字が記されているのはここだけである。
- 第2巻凡例#、第4巻第19章「猿女の舞」#、第4巻第25章「燕返し」#に、現代語の歌を神代語に翻訳したものが、カタカナで記されている。神代語の語彙の実例が分かるのは、この3ヶ所だけである。
- 玉鏡「出雲言葉」#に──出雲の言葉には神代語を多分に含んでいる。コーカス民族だった勢力が拡大して彼らの言葉(大和言葉か?)が広まったため、次第に出雲言葉が衰退して行った──ということが書いてある。
- [[第74巻{{{3}}}]]#に──天界における言葉は総べてアオウエイの五大父音だけで通じるが、現代人は七十五声を使っているため「神代語(しんだいご)」は通じないので、やむを得ず三十一文字(和歌)で神意を発表した──ということが書いてある。この「神代語」は天界における五大父音のみの言葉を指しており、本ページに記した神代語(かみよことば)とは別のものだと思われる。