地の高天原
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地の高天原(ちのたかあまはら)は、神代の世界の首都のこと。神都。聖地エルサレムの別名。
天界・天系の高天原である「天の高天原」に対して、地上界・地系の高天原という意味でも使われる。
国祖の時代には「聖地エルサレム」が地の高天原だったが、国祖隠退後は常世彦が神都を「アーメニヤ」に移した。
ここに八王大神常世彦命は、多年の宿望成就して、天津神の命を受け、盤古大神塩長彦を奉じて、地上神界の総統神と仰ぎ、自らは八王大神として、地上の神人を指揮することになつた。しかるに聖地ヱルサレムは、新に自己の神政を布くについては、種々の困難なる事情あるを慮り、常世姫をして竜宮城の主管者として守らしめ、聖地を捨て、アーメニヤに神都を遷し、天下の諸神人を率ゐて世を治めむとした。第5巻総説嵐の跡#