生身魂

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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生身魂(いくみたま)とは、神や人間の身魂(霊魂、または霊魂と身体)のこと。

「生神(いきがみ)」「活神(いきがみ)」「生言霊(いくことたま)」などと同じように、生きている・活動しているということを強調するために「生」を付けて呼んでいるものと考えられる。

「生身魂」以外に「生御魂」「生御霊」「生魂」などとも呼ばれる。読みは「いくみたま」以外に「いきみたま」と読む場合もある。

【用例】

  • 「両刃の長剣の神の生身魂、熊野楠日の神とは吾事なるぞ」〔第15巻第22章#
  • 「変性女子の生御魂 神の教を蒙りて」〔第19巻第17章#
  • 「世界一切の生物に、仁慈の神の生魂が宿りたまふといふことが」〔第1巻第3章#

表記ゆれ

霊界物語における使用回数

  • 生御魂(いくみたま)…7回
  • 生御霊(いくみたま)…9回
  • 生身魂…15回
    • (いくみたま)…13回
    • (いきみたま)…2回
  • 生身霊(いくみたま)…2回
  • 生魂…36回
    • (いくみたま)…11回
    • (いくたま)…9回
    • (いきだま)…5回
    • (いくむすび)…6回 →これは別の意味。「生魂」を見よ
    • 生魂姫…5回 →「生魂姫」を見よ
  • 生霊…33回
    • (いきりやう)…22回 →これは別の意味。「生霊」を見よ
    • (せいれい)…5回 →これは別の意味。「生霊」を見よ
    • (いくみたま)…1回 「鷹依姫の生霊 ここに現はれ願ぎまつる」〔第29巻第19章#
    • (いくたま)…5回

大本神諭

  • 生魂…4回
    • (いくみたま)…3回
    • (いきだま)…1回
  • 生御魂(いくみたま)…1回

一般的意味

世間一般で「いきみたま」とは、生きている親に贈り物や饗応する行事のことである。

「【生き御霊・生き身魂】陰暦七月八日から十三日の間の吉日を選び、子供が父母に物を贈ったり、ごちそうしたりして、その長命を願う行事」〔旺文社古語辞典〕

脚注