粉骨砕身(ふんこつさいしん)は、霊界物語第24巻第1章#の章題。

「粉骨砕身」とは、〈骨を粉にし身をくだくほどに、力の限り努力すること。〉〔広辞苑〕

本章に「粉骨砕身」という言葉が2回出る。

バラモン教の副棟梁(副教主)鬼熊別のセリフ〈副棟梁の為には何時でも生命をあげますとか粉骨砕身犬馬の労を惜まぬとか云つて居た幹部の連中のあの態、俺も実は呆れて物が言はれないのだ〉

友彦のセリフ〈我々は大慈大悲の大神様は申すも更なり、教主様の仁慈無限の御精神に酬い奉り、副教主として、重任の地位に着かせ給ふ鬼熊別様の教を思ひ給ふ御熱情に対し、どこ迄も粉骨砕身、以て微力の有らむ限りを尽さねばならないではありませぬか。然るに今日の幹部は偸安姑息、大事に際して躊躇逡巡、なす所を知らずと云ふ為体では御座いますまいか〉

友彦が言っている「粉骨砕身」は、幹部を批判するために持ち出した言葉だが、実は友彦は鬼熊別の娘・小糸姫と結婚して鬼熊別の後継になろうという野望を抱いているので、単に鬼雲彦(教主、大棟梁)や鬼熊別におべっかを使って言っているだけである。