神界の変動
神界の変動(しんかいのへんどう)は、霊界物語第3巻第8篇の篇題。
第27章から第32章まで計6章ある。第27~28章では、国直姫命が突然上天してしまい、それによる地の高天原と竜宮城の混乱が描かれる。第29~32章ではモスコーを舞台に邪神が暗躍して騒動が起きる。
この後の第9篇ではモスコーの大道別が常世城へ潜入し、それが次の第4巻の常世会議・国祖隠退へつながる。また第10篇・第11篇では国直姫命以降の新体制として天使長を中心とする政治体制となるが、初代天使長・大八洲彦命も二代目天使長・高照姫命も、魔軍を倒すために「破軍の剣」という大量破壊兵器を使ってしまったことで国祖から罷免され、神政が混乱する。
そのため、この第8篇から"神界の変動"(国祖隠退へと発展する変動)が始まったと見ることが出来る。