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太田神
,'''太田神'''(おおたのかみ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。[[木花姫命]]の招きにより[[天教山]]に集まった神人の一人で、[[宣伝使]]([[言触神]])として活動する。旧名は「[[大島別]](おおしまわけ)」(ただし[[南高山]]の守神の[[大島別]]なのかどうかは疑問がある。下記参照)。
== 概要 ==
* 初出:{{rm|5|18|宣伝使}}
* [[第5巻]]だけに出る。
* 計4つの章に名前が出るが、「このとき天道別命(略)太田神その他の諸神は、昼夜間断なく予言警告を天下に宣布しつつあつた」<ref>{{rm|5|23|神の御綱}}</ref>等と大ざっぱに記されているだけで、具体的なエピソードは記されていない。
== 大島別 ==
太田神が[[南高山]]の守神・[[大島別]]なのかどうか疑問がある。
{{rm|5|18|宣伝使}}の冒頭に列記されている次の神人はみな、それまでに活躍した人物である。
「[[大八洲彦命]](一名[[月照彦神]])、[[大足彦]](一名[[足真彦]])、[[言霊別命]](一名[[少彦名神]])、[[神国別命]](一名[[弘子彦神]])、[[国直姫命]](一名[[国照姫神]])、[[大道別]](一名[[日の出神]])、[[磐樟彦]](一名[[磐戸別神]])、[[斎代彦]](一名[[祝部神]])、'''大島別(一名太田神)'''、[[鬼武彦]](一名[[大江神]])、[[高倉]]、[[旭]]の二神合体して[[月日明神]]」
大島別は南高山の守神だが、{{rm|5|42|神玉両純}}によると、大島別は南高山にずっと住んでいるようであり、宣伝使としては活動していない。また{{rm|5|27|唖の対面}}には太田神の妻神だと思われる「[[太田姫]]」の名があるが、大島別の妻は「[[大島姫]]」である。
したがって、太田神は南高山の守神・大島別ではなく、別人の可能性もある。
{{rm|5|42|神玉両純}}で宣伝使の[[神澄彦]]が「蚤より弱い大島別」と批判しているが、該当するエピソードはどこにも記されていない。たとえば──大島別は気弱なので宣伝使として務まらず南高山に帰った(というエピソードが抜けている?)──と解釈することも出来る。
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:おおたのかみ}}
[[Category:霊界物語の人物]]
== 概要 ==
* 初出:{{rm|5|18|宣伝使}}
* [[第5巻]]だけに出る。
* 計4つの章に名前が出るが、「このとき天道別命(略)太田神その他の諸神は、昼夜間断なく予言警告を天下に宣布しつつあつた」<ref>{{rm|5|23|神の御綱}}</ref>等と大ざっぱに記されているだけで、具体的なエピソードは記されていない。
== 大島別 ==
太田神が[[南高山]]の守神・[[大島別]]なのかどうか疑問がある。
{{rm|5|18|宣伝使}}の冒頭に列記されている次の神人はみな、それまでに活躍した人物である。
「[[大八洲彦命]](一名[[月照彦神]])、[[大足彦]](一名[[足真彦]])、[[言霊別命]](一名[[少彦名神]])、[[神国別命]](一名[[弘子彦神]])、[[国直姫命]](一名[[国照姫神]])、[[大道別]](一名[[日の出神]])、[[磐樟彦]](一名[[磐戸別神]])、[[斎代彦]](一名[[祝部神]])、'''大島別(一名太田神)'''、[[鬼武彦]](一名[[大江神]])、[[高倉]]、[[旭]]の二神合体して[[月日明神]]」
大島別は南高山の守神だが、{{rm|5|42|神玉両純}}によると、大島別は南高山にずっと住んでいるようであり、宣伝使としては活動していない。また{{rm|5|27|唖の対面}}には太田神の妻神だと思われる「[[太田姫]]」の名があるが、大島別の妻は「[[大島姫]]」である。
したがって、太田神は南高山の守神・大島別ではなく、別人の可能性もある。
{{rm|5|42|神玉両純}}で宣伝使の[[神澄彦]]が「蚤より弱い大島別」と批判しているが、該当するエピソードはどこにも記されていない。たとえば──大島別は気弱なので宣伝使として務まらず南高山に帰った(というエピソードが抜けている?)──と解釈することも出来る。
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:おおたのかみ}}
[[Category:霊界物語の人物]]