差分

[[水谷清]]は「[[天津祝詞学]]」の中で、大石凝の六角切り子を使った七十五声の言霊活用を紹介している」の中で、大石凝の六角切り子を使った七十五声の言霊活用を紹介しており<ref>『[[古事記大講]]　第十四巻』p111-186</ref>。しかし14面が意味するものは、大石凝や王仁三郎とは異なる説明をしている。天津金木を用いて、14面の意義を説明しているのである、その後ろで、天津金木<ref>大石凝は「神算木」という文字を、水谷は「金木」という文字を使っている。</ref>を用いて14面の意義を具体的に説明している<ref>『古事記大講　第十四巻』p187-190</ref>。。しかし大石凝が「天地茁廴貫きの極典」で示した8方位の配置とは異なり、12方位を配置している。

天津金木によって、栄枯・盛衰・治乱・興廃・得失・存亡・安危・閑争の8対16種類の象性が現れる各面の意義は次のようになる。天津金木によって、栄枯・盛衰・治乱・興廃・得失・存亡・安危・閑争の8対16種類の象性が現れる<ref>『古事記大講　第六巻』（「天津金木学」）p141-144</ref> <ref name="omz2-p81">『大石凝真素美全集　第二巻』p81では、「栄枯」「盛衰」ではなく、「動止」「進退」である。</ref>。このうち12種類を六角切り子の12方位に当てている。表にまとめると次のようになる。

! 色 !! 数<ref>それぞれ上下2本の天津金木で現されるが、上の金木の数字を10の位で、下の金木の数字を1の位で表記した。それぞれ上下2本の天津金木で現されるが、上の神算木の数字を10の位で、下の神算木の数字を1の位で表記した。</ref>