無心の船(むしんのふね)は、霊界物語第7巻第19章#の章題。
「無心」はいろいろな意味があるが、ここでは「無心の境地」のように、邪念がないという意味だと思われる。
沓島 (ニュージーランド)を出て竜宮島へ向かう船の中で、時彦・芳彦がしきりに酒を飲みたがり、田依彦はそれを咎めている。二人は「改心いたして神酒を飲む」などとふざけた歌を歌っている。そういう邪念・邪心を持った二人を乗せた船が「無心で進んで行く」という、対比させた表現だと思われる。章末に〈無心の船はこの囁きを乗せてドンドンと竜宮島指して進み行く〉とある。