土竜(もぐら)は、霊界物語第10巻第32章#の章題。
砂の中を潜って移動する5人の鉄谷村の男たちを土竜に喩えた題名である。
アルタイ山の麓の原野を流れる宇智川の川辺の砂の中に、5人の男が身を隠して首だけ出して、三五教の宣伝使・石凝姥神がこちらに進んで来るのを伺っていた。石凝姥神がやって来ると、5人は砂から姿を現して石凝姥神を取り囲む。石凝姥神は〈何だ、貴様は土竜か、火鼠か、蚯蚓の様な奴だな〉と言う。そして天の数歌を唱えると5人は苦しくなって〈土竜の様に砂をムクムクさせ乍ら全身を隠して走り行く〉。