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タラハン市
,'''タラハン市'''(たらはんし)は、[[霊界物語]]に登場する都市。[[タラハン国]]の首都。
== 概要 ==
* 表記ゆれ:タラハン城市(たらはんじょうし)、タラハンの町
* 初出:{{rm|67|11|暗狐苦}}
* [[タラハン国]]の「中心地点」にある。<ref>{{rm|67|11|暗狐苦}}:「国の中心地点なるタラハン市に宏大なる城廓を構へ」</ref>
== 主なエピソード ==
次の2ヶ所で、[[タラハン国]](主にタラハン市)が舞台となる。
# 第67巻第11章から第68巻第21章(最終章)まで
# 第71巻第8章から第20章(最終章)まで
→エピソードの詳細は「[[タラハン国]]」「[[タラハン城]]」「[[第67巻]]」「[[第68巻]]」「[[第71巻]]」を見よ
=== タラハン市の大火災 ===
{{rm|68|6|信夫恋}}から{{rms|68|8|帰鬼逸迫}}に、タラハン市で大火災が起きた事件が記されている。
この大火災は左守([[ガンヂー]])の館の辺りから炎が起こり、市の過半を焼き払い、城内まで飛び火して、大王家歴代の重宝を納めた茶寮が焼失した。城の内外は阿鼻叫喚の地獄と化し、不逞首陀団や主義者団が一致協力して強盗、強姦、殺人等の悪業を行い目も当てられない惨状となった。消防隊全部と、目付侍までも繰り出してようやく鎮火し、暴徒の乱業を食い止めた。<ref>{{rm|68|6|信夫恋}}、{{rms|68|8|帰鬼逸迫}}</ref>
ちょうど火災が起きた時、[[タラハン城]]では[[スダルマン]]太子に変装した[[アリナ]](左守[[ガンヂー]]の息子)が奥女中の[[シノブ]]といちゃついていた{{rm|68|6|信夫恋}}。また茶坊主[[タルチン]]の茶室ではスダルマン太子と[[スバール姫]]がいちゃついていた<ref>{{rm|68|7|茶火酌}}</ref>。
この日は5月5日で、[[タラハン国]]の創立記念日だった。失火ではなく放火である。不逞団、過激団その他の団体が都大路に集まり、民衆救護団の大頭目[[バランス]](茶坊主[[タルチン]]の妻の「[[袋]]」。大兵肥満の女)が部下に命じて火を放ち、蜂起したのである。<ref>{{rm|68|9|衡平運動}}</ref>
タラハン市は一年ならずして復興して、以前に優って繁栄した。<ref>{{rm|68|21|祭政一致}}:「期せずして大火災に会ひしタラハン市は一年ならずして復興し、以前に優る事数倍の繁栄を来たした」</ref>
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[タラハン]]:「タラハン」が付く地名一覧。
[[Category:霊界物語の都市|たらはんし]]
== 概要 ==
* 表記ゆれ:タラハン城市(たらはんじょうし)、タラハンの町
* 初出:{{rm|67|11|暗狐苦}}
* [[タラハン国]]の「中心地点」にある。<ref>{{rm|67|11|暗狐苦}}:「国の中心地点なるタラハン市に宏大なる城廓を構へ」</ref>
== 主なエピソード ==
次の2ヶ所で、[[タラハン国]](主にタラハン市)が舞台となる。
# 第67巻第11章から第68巻第21章(最終章)まで
# 第71巻第8章から第20章(最終章)まで
→エピソードの詳細は「[[タラハン国]]」「[[タラハン城]]」「[[第67巻]]」「[[第68巻]]」「[[第71巻]]」を見よ
=== タラハン市の大火災 ===
{{rm|68|6|信夫恋}}から{{rms|68|8|帰鬼逸迫}}に、タラハン市で大火災が起きた事件が記されている。
この大火災は左守([[ガンヂー]])の館の辺りから炎が起こり、市の過半を焼き払い、城内まで飛び火して、大王家歴代の重宝を納めた茶寮が焼失した。城の内外は阿鼻叫喚の地獄と化し、不逞首陀団や主義者団が一致協力して強盗、強姦、殺人等の悪業を行い目も当てられない惨状となった。消防隊全部と、目付侍までも繰り出してようやく鎮火し、暴徒の乱業を食い止めた。<ref>{{rm|68|6|信夫恋}}、{{rms|68|8|帰鬼逸迫}}</ref>
ちょうど火災が起きた時、[[タラハン城]]では[[スダルマン]]太子に変装した[[アリナ]](左守[[ガンヂー]]の息子)が奥女中の[[シノブ]]といちゃついていた{{rm|68|6|信夫恋}}。また茶坊主[[タルチン]]の茶室ではスダルマン太子と[[スバール姫]]がいちゃついていた<ref>{{rm|68|7|茶火酌}}</ref>。
この日は5月5日で、[[タラハン国]]の創立記念日だった。失火ではなく放火である。不逞団、過激団その他の団体が都大路に集まり、民衆救護団の大頭目[[バランス]](茶坊主[[タルチン]]の妻の「[[袋]]」。大兵肥満の女)が部下に命じて火を放ち、蜂起したのである。<ref>{{rm|68|9|衡平運動}}</ref>
タラハン市は一年ならずして復興して、以前に優って繁栄した。<ref>{{rm|68|21|祭政一致}}:「期せずして大火災に会ひしタラハン市は一年ならずして復興し、以前に優る事数倍の繁栄を来たした」</ref>
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[タラハン]]:「タラハン」が付く地名一覧。
[[Category:霊界物語の都市|たらはんし]]