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大洪水
,→大洪水
この二神の犠牲的仁慈の徳によって、地上の蒼生は草の片葉に至るまで残らず救われた<ref>{{rm|6|18|天の瓊矛}}:「太陽は復び晃々として天に輝き、月は純白の光を地上に投げ、一切の草木は残らず蘇生し、而て地上総ての蒼生は、殆ど全滅せしと思ひきや、野立彦、野立姫二神の犠牲的仁慈の徳によりて、草の片葉に至るまで、残らず救はれ居たりける」</ref>。
これらの天変地異によって、天柱が砕け、地軸が裂け、宇宙大地の位置はやや西南(南西)に傾斜し<ref>{{rm|6|18|天の瓊矛}}:「宇宙大地の位置は、激動の為やや'''西南'''に傾斜し」、{{rm|6|19|祓戸四柱}}:「天地の大変動により、大地は'''南西'''に傾斜し」</ref> <ref>傾いた地軸は、50世紀の時点では元に戻っている。{{rm|15|21|帰顕}}:[[松彦]]のセリフ「彼の島は三十八万年の昔、[[顕恩郷]]と称へて南天王の守り給ひし楽園でありました。大地の傾斜旧に復してより、今は御覧の如く低地は残らず湖水となり、唯高山の頂きのみ頭を現はし、今は国治立大神の御安息場所となりました」</ref>、そのため天の星の位置も変更した。地球の北端にある日本国土の真上に北極星があったが、この変動によってやや東北に偏位した。太陽の位置も、やや北方に傾き、それ以後、気候に寒暑の相異が生じるようになった<ref name="shinjinoucyuu" />。〔{{rm|6|18|天の瓊矛}}〕
=== 大洪水の後 ===