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御倉の社
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'''御倉の社'''(みくらのやしろ)は、[[霊界物語]]に登場する社。[[高砂島]]の[[御倉山]]の麓にある<ref name="rm3014">{{rm|30|14|霊とパン}}:「此処には御倉山と云ふ高山があり、国人の信仰に依りて、竜世姫命を奉斎したる可なり立派な社が建つてゐる。之を御倉の社と云ふ。テルとヒルとの国境に秀立せる大山脈の最もすぐれて高き峰である。祠は御倉山の麓にあつた」</ref>。[[テルの国]]か[[ヒルの国]]にある<ref>御倉山はテルとヒルの国境にあり、御倉の社はどちら側の麓にあるのかは明記されていない。だが、言依別命と国依別はテルの港から上陸し、北へ進んで、御倉山(テルとヒルの国境にある大山脈の一番高い山)に行き当たったことが{{rm|30|4|霊とパン}}の冒頭に書いてある。「テルの港に安着した高島丸を乗すてて、言依別神、国依別は北へ北へと進み行く。此処には御倉山と云ふ高山があり、国人の信仰に依りて、竜世姫命を奉斎したる可なり立派な社が建つてゐる。之を御倉の社と云ふ。テルとヒルとの国境に秀立せる大山脈の最もすぐれて高き峰である。祠は御倉山の麓にあつた」。同じ章の最後には、これからテルの国を越えてウヅの都に行くということが書いてある。「私は是からテルの国を越え、直ちにウヅの都に直行致しますから」。したがって御倉山はテルの国内にあると考えられる。ただしの冒頭に書いてある。「テルの港に安着した高島丸を乗すてて、言依別神、国依別は北へ北へと進み行く。此処には御倉山と云ふ高山があり、国人の信仰に依りて、竜世姫命を奉斎したる可なり立派な社が建つてゐる。之を御倉の社と云ふ。テルとヒルとの国境に秀立せる大山脈の最もすぐれて高き峰である。祠は御倉山の麓にあつた」。同じ章の最後には、これからテルの国を越えてウヅの都に行くということが書いてある。「私は是からテルの国を越え、直ちにウヅの都に直行致しますから」。したがって御倉山は'''テルの国内にある'''と考えられる。ただし'''ヒルの国の可能性もある'''。この地域の支配者として登場する[[ブール]](ウラル教)は「巴留(はる)の国の西北部よりヒル全体に其勢力を拡大してい居る」〔{{rm|30|17|}}〕と書いてあるので、ヒルの国側の麓にあると考えることも出来る。</ref>
== 概要 ==