栗栖の森
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概要
主なエピソード
竜神の宮の祟りから逃げるため[1]、秋彦、駒彦、常楠、お久の4人は木山の里を出立し、ようやく栗栖の森に着いた。
常楠(駒彦の父)は急に病となり、栗栖の宮の壊れた社務所に入り介抱したが病は重くなるばかりだった。秋彦・駒彦は栗栖川の上流に薬草を求めるため入って行った。お久が一人で看病していると、二人の泥棒(虻公、蜂公)が入ってくる。以前に常楠宅に泊まり、娘を殺し、金を奪った泥棒だった。そこへ秋彦・駒彦が帰って来て、虻公・蜂公に霊縛をかける。
採ってきた薬草を飲ますと常楠の病状は回復した。秋彦は虻公・蜂公の霊縛を解くと、二人は涙を流して懺悔し、身の上話をする。すると虻公は常楠が下女に生ませた子で、蜂公はお久が常楠と結婚する前に産んだ子だと判明する。
脚注
関連項目
- 栗栖:「栗栖」がつく地名等