白日別
白日別(しらひわけ)は、
(1) 古事記に登場する神。筑紫の島の四神の一人で、筑紫の国の神名。
- 霊界物語第6巻第28章「身変定」#の「言霊学釈歌」に「白日別」が出る。〈ひ[1]のこゑの意義の言霊調ぶれば 筑紫の国の白日別と謂ふ〉
- 霊界物語第7巻第37章「老利留油」#冒頭の歌にある「白日別」は筑紫の国の神名としての白日別[2]。
(2) 霊界物語に登場する人物。2人いる。
- 筑紫の国の大酋長[3]である白日別。第7巻に名前だけ出る[4]。第7巻第46章「白日別」#に、白日別が筑紫の国を去ったことが記されている。白日別は夢のお告げで「国治立命の御子(高照彦)と神伊邪那岐命の御子(日の出神)が筑紫の島に降るから汝ら一族はこの国と館を明け渡して高砂島に去り、その島の守護職となれ」と言われた。そのため書き置き[5]を書いて国を去った。この書き置きによって高照彦は日の出神から筑紫の国の守護職に任命され、襲名して"二代目"の「白日別」となった。"初代"の白日別のその後の消息は記されていない。
- 熊公(八十熊別)こと高照彦(たかてるひこ)が、筑紫の国の守護職となり、白日別に改名した。→「高照彦」
脚注
- ↑ 「ヒ」ではなく「ピ」の可能性がある。王仁文献考証の「第6巻第28章「身変定」内の「言霊学釈歌」#」参照。
- ↑ 第7巻第37章「老利留油」#:〈深き谷間を打渡り 豊けき豊の神国の 名を負ひませる白日別 筑紫の国に渡らむと 勇み行くこそ雄々しけれ。〉
- ↑ 第7巻第46章「白日別」#:〈私は白日別と申す、筑紫の国の大酋長であります〉
- ↑ 名前が出るのは次の3章。①第7巻第42章「分水嶺」#:〈国の主宰の白日別 鎮まりゐます都まで〉、〈漸くにして大野原に出で、見れば南方に当つて、巍然たる白日別司の鎮まる館現はれたりける〉。②第7巻第43章「神の国」#:〈此処を何と心得てる。白日別といふ立派な御方の鎮まり遊ばす都だぞ〉。③第7巻第46章「白日別」#。
- ↑ 原文では「遺書」と書かれているが死んだわけではない。