出口澄子歌集

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出口澄子歌集(でぐちすみこかしゅう)は、出口澄子の歌集。第二次大本事件の獄中時代から昇天までの間に詠んだ歌を集めたもので、一周年祭を記念して出版された[1]

目次

概要

題名 出口澄子歌集
著者 出口澄子
編者 大本教学研鑽所
発行日 第一刷:昭和28年(1953年)4月16日
復刻版:昭和57年(1982年)2月25日
発行所 天声社
頁数 127頁
定価
OBN OBN:1319

目次

(頁は再版のもの)

  • はしがき
  • p001/わが開祖
  • p003/瑞霊
  • p010/楽焼
  • p013/月宮宝座
  • p016/みろく殿
  • p018/新年祭
  • p028/節分祭
  • p029/歌祭
  • p033/冠島沓島参拝
  • p034/神島
  • p036/鉢伏山
  • p036/未決獄中の歌
  • p051/世界平和
  • p058/ガンジー
  • p060/巡教
  • p072/万国慰霊祭
  • p073/宗教博覧会
  • p075/新聞売り
  • p076/九月八日の謎
  • p077/北陸震災慰問
  • p079/花明山窯芸道場
  • p080/神の大橋
  • p083/機の織姫
  • p087/綾の里
  • p090/神の恵み
  • p098/大地の恩
  • p101/梅花運動
  • p103/宣伝使
  • p105/夫婦なかよく
  • p107/東尾吉三郎氏霊前へ
  • p107/土居良子さんへ
  • p108/愛善音頭
  • p126/御辞世となりしお歌

抜粋

(頁は再版のもの)

きをつよくひろく大きくこまやかにあたたかみのある人になりたき p19(昭和23年元旦)

ぼつかぶり妻を迎へて嬉しげにわが膝上でたわむれ遊ぶ p50

四年ぶり馴れなじみたるぼつかぶり妻はまめなか子らはふえたか p50

かむながらせかいれんぽうへいわなるみよをつくらむひとりひとりが p56

ひのもとのくににうまれしかみのこよよきたねをまけのにもやまにも p102

八百八光のほととぎす 声はすれどもすがたはみえぬ 金勝要の神は かげからまもりてをる p127(辞世の歌)

脚注

  1. 本書「はしがき」より。