裏の神諭 (皇道大本叢書)
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この項目では、皇道大本叢書第五篇「裏の神諭」について説明しています。その他の用法については「裏の神諭 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
裏の神諭(うらのしんゆ)は、出口王仁三郎の著書。「皇道大本叢書」の第五篇。大本開祖・出口直の在世中に王仁三郎の手で出た神示が「裏の神諭」で、本書に収録されたものはその一部。
目次
概要
題名 | 裏の神諭 |
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著者 | 出口王仁三郎 |
編者 | 小牧斧助 |
発行所 | 大日本修斎会 |
シリーズ名 | 皇道大本叢書 第五篇 |
発行日 | 大正8年(1919年)7月20日 大正9年(1920年)6月5日 八版 |
頁数 | 55 |
定価 | 30銭 |
OBN | 1143 |
備考 |
裏の神諭の定義
何を「裏の神諭」と呼ぶか、明確な定義は無い。本書「解説」には次のように書いてある。
皇道大本には二様の神諭がある。教祖出口直子刀自が明治二十五年正月から大正七年十一月その帰幽昇天までに出されたものが一つで、これは主として国祖国常立尊が教祖の肉体に神懸りせられ、其手を器械的に動かし筆録せしめられたものである。他の一つは教主出口王仁三郎先生が明治三十二年旧五月を以て教祖と結合されてから十有余年に亘りて出されたもので、これは主として豊雲野尊及其系統の神々の神懸りの産物である。同時に二様の神諭が出るので、部内では区別の為めに前者を『表之神諭』、後者を『裏之神諭』と称へて居るが、教祖帰幽後モーその必要が無いので、現在教主の手から出るものを単に『神諭』と称して居る。
本篇は右『裏之神諭』中から、主に教訓的要素に富める部分を抜粋編纂したもので、明治三十四五年の執筆[1]にかかるものが多い。実は『裏之神諭』は総計五百巻にも上る浩瀚のものであつたので、内容は教訓、予言、教理等各方面に亘り、『表之神諭』に比して直截露骨を極めて居る。今日若し全部保存されたならば、一面に於て絶好の指針であつたと同時に、他面に於ては或は世人の物議の種となつたかも知れぬ。それは兎に角大本役員中に教主反対者が現はれ、其大部分は先年皆焼き棄てられて了つた。今日現存するものは僅々十幾冊に過ぎぬが、それでも数千頁の大冊を成す丈の分量がある。『表之神諭』を繙きて望洋の歎に堪へない者は畏らく『裏之神諭』によりて多大の満足と理解とを得らるる事であらうと思ふ。本篇はその第一輯で、本会は今後機会を見て第二輯以下を刊行し、大本研究者の便宜を図る積りである。
大正八年六月下旬
編者誌出典:『裏の神諭』「解説」
→「裏の神諭」も参照せよ
目次
- p01/明治三十六年六月一日
- p39/明治三十五年一月三日
- p48/…年…月…日 (注・日付不明)
- p51/…年…月…日 (注・日付不明)