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アメリカンコロニー

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
現在の「アメリカンコロニー」ホテル

アメリカンコロニーは、霊界物語に登場する団体、及び建物。エルサレムにあるクリスチャンのコミューン。第64巻上下だけに登場する。

概要

  • 表記ゆれ:アメリカン・コロニー
  • 初出:第64巻上第1章橄欖山#
  • 40年ほど前[1]に、アメリカから来たユダヤ人スバッフォードがアメリカンコロニーを作り、キリストの再臨を信じる人々が100人ほど共同生活をしている。現在は創立者の息子のスバッフォード(父と同名)と、マリヤというユダヤ人女性の2人が、この団体の指導者である。[2]

主なエピソード

現実のアメリカンコロニー

アメリカンコロニーはエルサレムに実在する。

1881年(明治14年)にアメリカからエルサレムに移住してきたホレーシオ・スパフォード(Horatio Spafford、1828~1888)というユダヤ人によって創設された。スペルは「Spa」なので「スパフォード」と発音するのが正確だが、霊界物語では「スバッフォード」という名前になっている。

スパフォードはシカゴで著名な弁護士で、資産家だった。1871年に起きた「シカゴ大火災」で財産を失う。その2年後の1873年、家族でヨーロッパ旅行に行くことになり、自分は仕事があったので、先に家族(妻と4人の娘)だけを行かせた。すると船が大西洋で沈没してしまい、娘4人が死んでしまい、妻だけ奇跡的に助かった。このように不幸が重なったという経緯があり、1881年にエルサレムでキリストの再臨を待つコミューンを設立した。

アメリカ人が開設したので「アメリカンコロニー」と呼ばれるが、そこに住む人はアメリカ人だけでなく、いろいろな国の人がおり、特にスエーデン人が多かった。

最初は10数人の仲間で始めたが、やがて100人を超えるメンバーが共同生活を営むようになった。

しかし1940年代には宗教的コミューンとしての活動を終えた。エルサレム旧市街のダマスカス門の内側にある建物では、現在「スパフォード児童センター」という福祉団体が活動を行っている。

市街地の外にある建物は、スパフォード家の子孫が経営する「アメリカンコロニー」というホテルとして引き継がれている。(霊界物語に登場するのはおそらくこの建物)

外部リンク

脚注

  1. 史実ではアメリカンコロニーは1881年に設立された。この巻が書かれた大正12年(1923年)の42年前である。
  2. 第64巻上第1章橄欖山#
  3. 第64巻下第22章帰国と鬼哭#