霊界物語第26巻の諸本相違点
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霊界物語の諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版、校定版、愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。
- 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明が霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版と八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
- 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
- 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
- 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
- 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
- ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
- 『凡例』は校定版と八幡版には掲載されていない。愛世版には掲載されている。ただし次の文言は削除されている。「一、前(子の巻)は、総クロース金文字入りの体裁にしましたが、今後も時々その体裁のものにする筈です。」
- 御校正本・愛世版の「ニユージランド」が、校定版・八幡版では「ニユージーランド」に直されている。霊界物語ネットでは直さずに「ニユージランド」のままにしておく。→詳細は「第7巻の諸本相違点」を見よ
初 | p51(第3章) | 到りて見れば高姫は |
校 | p43 | 到りてみれば高姫は |
八 | p161上 | 校定版と同じ |
愛 | p39 | 到りて身れば高姫は (誤字) |
R | 初版と同じ |
初 | p106(第5章) | 後を尋ねて週航し |
校 | p90 | 後を探ねて週航し |
八 | p174下 | 後を探ねて周航し (一般的には「周航」と書く) |
愛 | p82 | 校定版と同じ |
R | 後を尋ねて周航し |
初 | p272(第13章) | 持ち帰らうとした所(とこ)で |
校 | p213 | 持ち帰らうとしたとこで |
八 | p210上 | 持ち帰らうとしたことで (誤字) |
愛 | p194 | 初版と同じ |
R | 初版と同じ |