止止呂美坂(ととろみざか)は、霊界物語に登場する坂。摂津の国にある。
第27巻第14章「草枕」#に1回だけ出る。
「三五の月の光をば 頭上に浴びて六箇谷 犬飼、法貴、湯屋ケ谷 崎嶇たる山路分け乍ら 止止呂美坂や細の川 又もや渡る中河原 木部の里をば打過ぎて 思ひも深き池田郷 神田草鞋も桑津村 足や伊丹の郷こえて 稲野、常吉向う脛 秋の芒に傷つけて 屡休む柴野村(注・芝村?) 日は早空に西の宮(注・西宮) 茲に一夜を宿りつつ」
現在の大阪府箕面市北部(旧・大阪府豊能郡止々呂美村)、国道423号線(摂丹街道)近辺にある坂だと思われる。一般には「とどろみ」と読む。
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