いり豆の花
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いり豆の花(いりまめのはな)は、出口和明の著書。大本開祖出口直の生涯を知るための資料集。
概要
題名 | いり豆の花 |
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副題 | 大本開祖出口なおの生涯 |
著者 | 出口和明 |
発行日 | 平成7年(1995年)7月30日 |
発行所 | 八幡書店 |
頁数 | 767 |
定価 | 本体 4,660円+税 |
ISBN-13 | 978-4893501806 |
OBN | 1402 |
備考 |
目次
- p011/第一篇 丹波小史
- p012/第一章 丹波の霧の海の底から
- 三人世の元/丹波の深霧/鬼の棲む地/民家いやし/丹波の山猿/丹波の名義/海のない国/丹波の山川/丹波の気候/丹波と出雲/但馬の初見/丹波の初見/闕史の八代/日本の根本
- p022/第二章 神のみ勢いをおそりて
- 殿を同じく/皇威の拡大/出雲の神宝/紐小刀にて/丹波道主族/きづきの宮/伊勢の内宮/殉死の悪習/八尺瓊勾玉/日本タケル/鎮魂の原形
- p031/第三章 だまして岩戸を開いた
- 新統一王朝/女官の産地/聖帝の御世/人間不信に/古代の倫理/相剋の系譜/丹波の小子/外宮の由来/出口家始祖/奇しき神縁/浦掛の水門/皇胤の発見/浦嶋子は誰/暴君の見本/穴太の王子/継体朝の謎/丹波の国府/主基の国郡/大江山の関/帰化人の血/国分寺造営
- p045/第四章 馬蹄に踏みにじられて
- 平氏と丹波 源氏と丹波/後醍醐天皇/必勝の願文/建武の新政/南北朝時代/応仁の大乱/丹波の武将/亀山城由来/丹波の平定/福智山の城/敵は本能寺
- p056/第五章 幕藩体制下の丹波諸藩
- 秀吉の天下/幕藩制確立/亀山藩小史/園部藩小史/福知山小史/綾部藩小史/九鬼の因縁/大本と熊野
- p012/第一章 丹波の霧の海の底から
- p069/第二篇 未婚時代
- p070/第一章 神が隠した経綸の地場
- 経綸の地場/激動の世界/金が物言う/おかげ参り/天命を保つ/大火災の難/大洪水の難/大飢饉の厄/享保の飢饉/天明の飢饉/天保の飢饉
- p081/第二章 いんねんの身魂の誕生
- 因縁の身魂/減児の危機/尊氏産井戸/たけの出自/屋号カメ屋/郷宿と生家/不気味な家
- p095/第三章 三千年あまりての経綸
- 山蔭中納言/天児屋根命/桐の庄から/墓碑と位牌/桐村の初代/大工の半七/本摂の出自/桐村と佐山/桐村家系図/姉さん女房/たけの系統/伊助と蒔助/桐村清兵衛
- p112/第四章 無情の風が誘いにくる
- 大塩平八郎/苦い思い出/天保の改革/甘酒五郎三/五郎三の死/三人の孝女/泉屋清兵衛/米久呉服店/折れた棟木
- p120/第五章 代々続く女のご用継ぎ
- 初めの縁談/太郎兵衛家/子のない家/婿さん候補/焼木杭に火/非業の最後/あきらめて/叔母の死霊
- p070/第一章 神が隠した経綸の地場
- p129/第三篇 結婚時代
- p130/第一章 善と悪とがおなじ種に
- 女のご用継/綾部組坪内/出口家一族/出口小兵衛/出口佐兵衛/出口喜兵衛/四方兵平家/四方喜一郎/四方小一郎/まつと熊吉/洋館習時館/因果と因果/日々は楽し/永遠の眠り
- p152/第二章 貸した物はよう取らず
- 四方家系図/瓦葺きの家/名人政五郎/同業の妬み/五人組制度/のろいの願/年期を早く/風に揺れる/ところてん/鍋釜鉢割り/酒と政五郎/強欲な仲入/似た者夫婦
- p164/第三章 不公平(むちゃ)ではおさまらん
- よねの出生/福知山一揆/ちょんがれ/妹りよの死/竹蔵の出生/石原の夕立
- p172/第四章 瓦持ちもいたしたぞよ
- 明治の新政/三女久出生/辻村藤兵衛/因果の応報/戸締めの噂/辛や糸引き/煮立てた鍋/もらった鯖/屋敷門修理/屋敷を売る/土蔵暮らし
- p181/第五章 弟子置く代りに饅頭屋
- 綾部の一揆/煮売屋開店/鰻頭の内職/九鬼の姫様/よねの恋愛/よねの結婚/牛肉屋開店
- p193/第六章 山から柱を夫婦で運ぶ
- 出口元屋敷/火を免れる/天照皇大神/宮絹の霊魂/よねの苦悩/馬場の小屋/ひさの不満
- p200/第七章 出国の後継ぎになる子
- ひさ初奉公/たらしの豆/りょう出生/ことの家出/武士の商法/綾部の劇場/ことの結婚/大工見習い/興村の吉蔵/すみの誕生/乳姉妹ぶん/岡へ貰い乳/四方安兵衛
- p213/第八章 後家のようにおもうて
- 須知の伯母/三円五十銭/石臼の響き/戸締めの難/霊魂の因縁/政五郎中風/留守の様子/大迫村考証/柏原市造考/りょう奉公
- p221/第九章 地獄の釜の焦げ起こし
- 組から借金/屑買い稼業/元手は二銭/政五郎倒る/何でも買う/取乱すなお/竹蔵の解放/鉄のわらじ
- p230/第十章 吟味した酒を飲ませて
- 天地の冥加/難関普甲峠/普甲峠の難/恵まれた金/名残りの酒/名残りの餅/政五郎の死/説法と明教/喪主のなお
- p130/第一章 善と悪とがおなじ種に
- p243/第四篇 寡婦時代
- p244/第一章 えらい加減がわるうて
- ひさの家出/幼児の日日/物言えぬ娘/女のない国/案ずるより/主人の正体/栄町丁字楼/蔵元へ奉公/消えた二円/竹蔵の蒸発
- p254/第二章 御三体の大神の御守護
- 土間の小池/綾部小学校/喧嘩八兵衛/清吉兄さん/母と寝る夜/三体の大神/小火を出す/伝吉兄さん/牡馬の金玉
- p262/第三章 後にくる人まつばかり
- 代筆の手紙/黒砂糖さん/まからん屋/すみ初奉公/米屋へ奉公
- p268/第四章 米が高うござりまして
- 福島寅之助/ひさの結婚/米が高うて/せり市遊び/待てぬ親心/螢こいこい/名物の藪蚊/運のよい子/毛が生えた/子煩悩の母
- p278/第五章 人民ではなかりたぞよ
- 初産の衝撃/ひさの発狂/贖主の日柄/大将軍の妻/七人の女人/剣先の利益/百日の病床
- p288/第六章 病気全快なさじめ給え
- 吉川の陰謀/発狂の前兆/よねの発狂/妙見大菩薩/稲荷と法華/旧正月元旦
- p244/第一章 えらい加減がわるうて
- p295/第五篇 直の帰神
- p296/第一章 一どにひらくうめの花
- お大将の声/三十六燈明/なおの帰神/旧正月五日/絶食と水行/又旅の政蔵/毛筋の横巾/鬼門の金神
- p306/第二章 灯台もとはまっ暗がり
- 万劫悪の鏡/隣を知らず/崇られた村/私の村の一/私の村の二/私の村の三/見舞いの金/土産のお土/世界の大本/大本の文字/霊眼で視る
- p316/第三章 かみをお出しする御用
- 坊主の祈祷/塩と水と土/金神の鎮魂/四方の屋敷/み津恵の死/源之助の孫/そば殻の枕/数珠の散乱/家宝の数珠/干し殺いて
- p325/第四章 身魂の性来は変わらぬ
- 憑き物封じ/石原の弁天/青木松之助/疑いひどい/龍宮の乙姫/神床の掃除/ちり紙交換/大切な原型/上下の豊助/すみの旅立/おってない/珊瑚の指輪/稲妻のお光
- p335/第五章 藁を一把持って行って
- 大きな神徳/よねの特技/結構な上人/くまことは/おだいさん/後を向くな/藁を燃やす/位田橋にて/一度の盗み/鹿蔵いじめ
- p343/第六章 辛いやろうが行やでな
- 王子へ行く/大江山の鬼/王子天満宮/栗山庄三郎/義兄嫁もん/高い小作料/毒ある陰口/辛や水汲み/いじけきる/姉の肩打ち/食物の恨み/生米を食う/泥棒から銭/切なわの水
- p296/第一章 一どにひらくうめの花
- p353/第六篇 筆先濫觴
- p354/第一章 面会さして綱をかける
- よねの予言/穢れた地蔵/酔うた真似/藤色の着物/日本左衛門/木刀で再会/繭を煮る香/王子の茶店/老の坂隧道/神の綱かけ
- p364/第二章 すえで都といたすぞよ
- 反対の結論/酒桶を脱出/よねの憑霊/猫あしらい/大法師の事/再度の発動/油石の下に/お礼のお宮/西の石の宮/宇佐八幡官/よねの回復/王子の期間/再び八木へ/近衛兵入隊/お礼の庭木
- p376/第三章 我は腹の中へおさめて
- お芋の馳走/平太郎変死/すみ大明神/乞食の真似/京への道筋/なお荒立つ/福知の先へ/易者はせぬ/王子の一夜/風を出して/本田の祝儀
- p386/第四章 よき者を一人よこせば
- 桐木屋火事/お初の訴え/綾部警察署/刑事の来訪/神と二人分/署長の調べ/穢れた茶碗/お皿の絵柄/三銭の罰金/千里先から/真犯人逮捕
- p396/第五章 一日暮れるが一年程に
- 座敷牢造る/長命水由来/掌をねぶれ/森下岩之助/すいりょう/牢の中の夢
- p402/第六章 有明けの月待ちかねる
- 有明けの月/犬が吠えて/自殺の決意/破牢の試み/神剣を拝領/筆先の濫觴/良いほだて/屋敷を売る
- p409/第七章 こころ寂しく思うなよ
- 八木へ行く/戦争の予言/生きだるま/天理王さま/稲荷は留守/八木の稲荷
- p416/第八章 天でも自由になさる神
- 時計の奇跡/筆先日付考/親子二人で/どんぐり飴/紙と筆と墨/筆先と神諭/東学党の乱/ほのぼのと/大橋亀次郎/七人の先生
- p354/第一章 面会さして綱をかける
- p429/第七篇 金光時代
- p430/第一章 因縁の身魂引き寄せて
- 鬱病を治す/奥村定次郎/鷹栖の平蔵/鎮祭の相談/初めの広前/広前に起居/大難を小難/竹原房太郎/四方み津恵/筆先の解読/西岡へ移る/愛想尽かし
- p442/第二章 艮の金神うそぬかした
- 嘘ぬかした/御霊の因縁/清吉死の謎/妾の下女に/しまい風呂/定七の木屋/春季の大祭/参拝者激減/奥村夜逃げ/足立布教師/おいど拭き/大洪水の災/妻と娘の死
- p457/第三章 からすのくれた贈り物
- 私市に奉公/万右衛門牛/人使い上手/烏の贈り物/松と土と汁/婿さん候補/夜這いの男
- p464/第四章 お尻花立てにいたして
- お尻花立て/足立但馬へ/伊助の倉へ/足立の苦労/世間は薄情
- p430/第一章 因縁の身魂引き寄せて
- p471/第八篇 大本開教
- p472/第一章 東からあらわれるぞよ
- 虎天の茶店/上田喜三郎/審神する者/八月十六日/喜三郎参綾/足立と口論/すみときよ/八重の神垣/夜の山坂道/時節は早し/三葉の筆先/足立の抗議/正真のお方/しおれぬ花
- p486/第二章 稲荷の下になるのは嫌
- 共に神業に/駿河と敦賀/開祖の神文/園部の大橋/八里の夜道/霊眼の開眼
- p495/第三章 九曜の紋を一つ増加す
- 直との再会/辞令が届く/結構な神徳/足立の狼狽/緊急協議会/金明会設立/十曜の神紋/足立の降伏
- p506/第四章 悪神崇り神といわれて
- 煎り豆に花/大地の祖神/調伏の儀式/男子と女子/厳霊と瑞霊/経糸と緯糸/法身と応身/ミロク三会
- p514/第五章 金明霊学は金神の仕組
- お歯黒の男/熾仁の落胤/先で世継ぎ/金明霊学会/国武彦命考/上谷の修行/妖魅の発動/龍門館購入/ぬくい感じ/神定の結婚
- p472/第一章 東からあらわれるぞよ
- p527/第九篇 出修時代
- p528/第一章 御世継ぎと相定まりた
- 冠島を開く/出口鬼三郎/沓島を開く/機の仕組ざ/陰謀の露見/善悪の鏡を/春三を供に/戒めのため/松竹梅の杖/魔王殿の怪/馬場の大杉/春蔵の帰幽/大島の家へ
- p543/第二章 世界の掃除の元の威勢
- 祖母の昇天/上田家全焼/内宮と外宮/元伊勢参拝/お水の御用/火の不思議/世界が動く/出雲の御用/百里の長旅/消えずの火/戦いの火蓋/白龍の火鉢/宮屋敷取り/豚小屋暮し
- p557/第三章 水は元伊勢で火は出雲
- 世界の雛型/素盞嗚の霊/曲津の巣窟/戦争と天災/新道と旧道/天から黒雲/あほう正直/公認手続き/岩戸ごもり/女の世継ぎ/百日の籠り/龍神の参上/二階に監禁/朝野の出生/竹蔵の帰綾/水晶のたね/岩戸を開く/家督を譲る/七社の巡拝/桐村家破産/金輪際の行
- p589/第四章 露国の極悪神のたくみ
- 日露の戦い/外国人の教/十二の蛆虫/開祖の誤解/天然痘騒動/罰金二十銭/世界は泥海/出口直の血/伝吉の帰綾/梅野の誕生/四女の結婚/明治五十年/鉄道の開通
- p606/第五章 大望な御用に連れ参る
- 旅順の陥落/水業の終止/妄信者たち/鹿蔵の不満/煎り米三升/後野を供に/日本海海戦/竹筒のお水/御出修実録/行の上がり/ちしゃの粥/露探と誤解
- p628/第六章 酒呑童子を往生させた
- 言霊彦の諭/金棒抱えて/乱痴気騒ぎ/ぬたくりて/古谷の錯乱/夫婦共稼ぎ/神徳で叩け/三つの蜜柑/鬼熊の終焉/弟への手紙
- p528/第一章 御世継ぎと相定まりた
- p645/第十篇 晩年の直
- p646/第一章 萎れぬ苦労の花が咲く
- 財政の緊迫/皇典講究所/真赤な小便/再度の発動/灯籠を流す/坤金神奉斎/大成教直轄/修斎会会則/初めの神殿/盃一杯の飯/悪魔も必死/品の良い姿/お前らの子/山陰線開通/出口に改姓/睾丸焼ける/香良洲神社
- p665/第二章 大の字逆様世が変わる
- 大の字逆様/六合大誕生/石の宮建設/男は育たぬ/水さかづき/村田連発銃/大本の経綸/精神的服従/金神の籠池/白面の悪狐/再度の神憑/拇指と小指/幽界の救主/尚江の誕生/大槻米の死/籠池に水が
- p685/第三章 弥勒さまが天の御先祖
- 不思議な夢/世を憂し島/大八洲の形/女装をして/御夫婦対面/二個の玉石/尉と姥の型/弥勒様の霊/第七巻総説/経緯の御役/浅野和三郎/神諭の発表/清きを求め/最後の参拝
- p709/第四章 神界の経綸成就致して
- 扇のかなめ/神代の因縁/日の出神諭/日本の雛型/三代の腹に/松の木陰へ/双子の誕生/祖母を慕う/最後の筆先/背に負うて/悪魔の襲来/井上留五郎/男子の生毛/床縛りの行/開祖の神言/高天原騒動/相生の昇天/佐賀伊佐男/つちだるま
- p736/第五章 戦争を一寸止めさして
- 世界の芝居/狐が化ける/白蛇の献納/今が峠じゃ/天へお上り/腹帯しめて/稚比売岐美/苦難の生涯/意外の意外/昇天報告祭/言霊の神法/霊魂の洗濯/火継の神事/教主輔王仁/成仏願わず
- p646/第一章 萎れぬ苦労の花が咲く
- p761/あとがき
- p766/主要典拠文献