筑紫丸
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筑紫丸(つくしまる)は、霊界物語に登場する船。
筑紫の国のヨルの港を出て、竜宮島、黄泉島を経由して常世の国に向かう。
エピソード
三五教の宣伝使・祝部神と月照彦神は、黄泉島の魔神を掃蕩するため、筑紫丸に乗船して黄泉島へ向かった。
暴風に遭遇するが、祝部神が宣伝歌を歌うと風は止む。
黄泉島は轟音を立てて海中に沈もうとしていた。
祝部神は上陸しようとするが船が近づけないため、海に飛び込んで泳いで上陸する。
また暴風が吹き出した。祝部神は島から言霊を宣ると、沈没しかけていた筑紫丸は浮上した。
祝部神の言霊に、黄泉島も少しずつ浮き上がる。船客たちはそれを見て神の御神徳を実感した。
筑紫丸は黄泉島から去って行った。
(その後、黄泉島は海中に沈む)