諏訪の湖
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諏訪の湖(すわのうみ)は、霊界物語に登場する湖。竜宮島にある。諏訪の湖に鎮まる玉依姫命によって麻邇宝珠の五つの玉が初稚姫らに授けられる。
概要
- 表記ゆれ:スワの湖(すわのうみ)、諏訪湖(すわうみ) [1]
- 初出:第24巻第15章「諏訪湖」#
- 諏訪の湖は、大地一面に金砂が散乱した「玉野原(玉野ケ原、アンデオ)」という広大な原野にあり、蓮の形をしている。[2]
- 諏訪の湖がある「玉野原」は「竜宮島の中心地」。[3]
- 湖の畔に現地民が祀っている「竜神の祠(竜神の宮)」がある。[4]
- 湖の中に夫婦島(男島、女島)がある。[5]
主なエピソード
第24巻
初稚姫一行5人は現地民に案内されて竜神の宮にやって来た。その背後に諏訪の湖が広がっている。湖から玉依姫命が現れて、5人に玉の御用を授けるが、その前に竜宮島の西部はまだ三五教が広まっていないので、そこを宣伝してから玉を渡す、と申し伝える。〔第24巻第15章「諏訪湖」#〕
第25巻
清公一行5人は諏訪の湖を訪れ、足を滑らせて水中に没するが、神に救われ夫婦島の上に上げられる。そこは金銀の蛇や蜈蚣が大量にいた。大亀が変化した船によって救われる。そこへ梅子姫一行5人と合流。そこへ初稚姫一行5人も合流。玉依姫命は五つの玉を渡す。〔第25巻第8章「奇の巌窟」#~第10章「開悟の花」#、第15章「改心の実」#~第16章「真如の玉」#〕
現実の諏訪の湖
竜宮島は豪州または四国に相応するが、どちらも中心部に目立つような大きな湖はない。
名前から長野県の諏訪湖を想起させるが、それとの関連は不明。
脚注
- ↑ 使用回数は、諏訪の湖63回、スワの湖2回、諏訪湖3回
- ↑ 第24巻第15章「諏訪湖」#:「大地一面に金砂の散乱せる大原野に導きぬ。此処はアンデオと云ふ広大なる原野にして、又人家らしきもの数多建ち並び、小都会を形成せり。土人の祀つて居る竜神の祠の前に五人を下し(略)社の後には目も届かぬ許りの湖水が蓮の形に現はれ、紺碧の浪を湛へて居る」、第25巻第8章「奇の巌窟」#:「終に稍平坦なる玉野ケ原と云ふ、黄金の砂の大地一面に敷き詰められたる如き、気分良き地点に進む事を得た」、第25巻第9章「信仰の実」#:「心も光る玉野原 天空海濶限りなき 金砂銀砂を布き詰めし 諏訪の里にと着きにける」
- ↑ 第25巻第10章「開悟の花」#:「黄金花咲く海中の 竜宮島の中心地 玉野ケ原を打ち渡り」
- ↑ 第24巻第15章「諏訪湖」#:「土人の祀つて居る竜神の祠の前に五人を下し」、第25巻第8章「奇の巌窟」#:「終にスワの湖の辺なる竜神の宮の祠に無事到着し」
- ↑ 第25巻第9章「信仰の実」#:「湖中に浮かべる夫婦島の一角に救ひ上げられ(略)此島を女島と云ふ。一方の清公が金色の蛇を呑んだ島を男島と云ふ」
外部リンク
- 諏訪湖 - ウィキペディア:長野県の諏訪湖。