目カ一ヽヽの十(めかいちちょんちょんのじゅう)とは「助平」(すけべい)すなわちスケベのこと。「助」という文字を分解すると「目」とカタカナの「カ」、「平」を分解すると「一」「ヽ」「ヽ」「十」になる。(目カ一ゝゝの十)
主な使用例
- 乙『日の出神さまもよっぽどの、目カ一ゝゝの十(助平)だな。欲の深い、三人もあのような奥さまを持っていらっしゃるのか。俺だったら一人でも辛抱するがなあ』第9巻第1章「都落」#
- 勘公『アヽ貴様はよっぽど目カ一ヽヽの十ぢゃな。お節の若い娘に跨がってもらい、気分が良かろうが、俺はシワクチャだらけの、骨の堅い婆アを背中に負うて、温いことも、何にもありゃしないワ。のう、岩公……』第17巻第1章「羽化登仙」#