大本竹田別院五十年誌
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大本竹田別院五十年誌(おおもとたけだべついんごじゅうねんし)は、大本竹田別院の教団地方史。昭和56年(1981年)10月に別院開設50年を迎え、その記念事業として刊行された。
昭和7年(1932年)10月18日に出口王仁三郎・澄子夫妻を迎えて虎臥山(頂上に竹田城址がある)の山開きが行われた。虎臥山が大本に献納され「愛善郷」と命名される。同年12月24日、旧・石原本家邸に「大本竹田別院」が開設された。
概要
題名 | 大本竹田別院五十年誌 |
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編者 | 大本竹田別院五十年誌編纂会 |
発行日 | 昭和62年(1987年)7月21日 |
発行所 | 大本竹田別院 |
頁数 | 664 |
定価 | 非売品 |
OBN | OBN:1070 |
目次
- 竹田別院五十年誌によせて 出口直日
- 刊行によせる言葉 出口京太郎
- 刊行のことば 西村稜威雄
- p001/第一編 別院の開設と発展─昭和六年~昭和一〇年
- p003/第一章 出口王仁三郎聖師のご巡教
- p003/1 竹田のまち
- p005/2 虎臥山開き
- 町をあげての歓迎/聖師・二代様ご出遊の記/出口聖師歌日記
- p016/3 愛善の法城
- p019/4 竹田残照
- 竹田城址で髪をとく/山上の予言/国常立尊の神霊/立雲峡大竜神/雨の奇跡/超人的創作
- p029/第二章 竹田の宣教はじまる
- p029/1 大本の出現
- 大本開祖と出口聖師/全国的発展へ─大正期/神光を輝かす─昭和前期
- p036/2 但馬の宣教
- 出口なお開祖のご足跡/初期の宣教/田鶴のさと丹州別院
- p040/3 大本と竹田のまち
- 作品展と時局講演会/大本誘致の動き/ひろがる不況の波/躍進する大本/名勝立雲峡をひらく/人類愛善会竹田町支部の設立
- p029/1 大本の出現
- p052/第三章 よみがえる竹田城
- p052/1 石垣は語る
- p055/2 竹田城興亡のあと
- 山名氏の登場/築城と太田垣氏/秀吉の但馬攻略/赤松広秀の入城/ああ!竹田城
- p071/3 虎臥大明神
- したしまれる赤松公/惺窩(せいか)・姜沆(きょうこう)との交友
- p074/4 提携協力の道ひらく
- 人類愛善会会長の視察/竹田愛善郷の誕生/出口日出麿先生竹田へ/町幹部の大本修行/竹田城址の献納
- p089/第四章 新たな発展をめざして
- p090/1 暗転する内外の諸情勢
- イクサノハジメ/あいつぐ支部の設立/昭和青年会の活躍
- p098/2 発展の基礎定まる
- 旧石原本家邸の入手/大本竹田別院の開設
- p107/3 昭和八年癸酉の新春
- 古高宣伝使の活躍/皇道大本
- p113/4 竹田愛善郷の建設へ
- 建設プランの具体化/愛善郷大祭と地鎮祭/ドライブウェーの開通/謝恩の旅
- p090/1 暗転する内外の諸情勢
- p124/第五章 宣教と諸活動の展開
- p124/1 多彩な活動
- 神業奉仕の熱意にもえて/平松・松平両特派の活躍/人類愛善新聞拡張と防空展/非常時の打開へ/昭和神聖会朝来支部の発会
- p136/2 大日本武道宣揚会
- 創立前後/竹田への移転/新たな飛躍へ
- p144/3 信仰の向上へ
- 出口日出麿先生のご巡教/比村特派の活躍
- p155/4 事件前夜
- p124/1 多彩な活動
- p003/第一章 出口王仁三郎聖師のご巡教
- p159/第二編 弾圧下の別院─昭和一〇年~昭和一八年
- p160/第一章 大検挙
- p160/1 昭和一〇年一二月八日
- 竹田の朝/暁の大検挙
- p165/2 吹きすさぶ弾圧の嵐
- その日の綾部/第二次一斉検挙/但馬竹田支部の解散
- p173/3 国権の威信にかけて
- 周到な準備工作/典型的な政治弾圧/弾圧の理由
- p160/1 昭和一〇年一二月八日
- p182/第二章 塵一つのこさず
- p182/1 解体される教団
- 全国特高課長会議/出口聖師の起訴と解散命令/綾部・亀岡両聖地の破却/竹田別院と丹州別院の危機
- p197/2 全国的弾圧へ
- 第三次・第四次検挙/竹田と但馬への波及
- p201/3 警察の取調べ
- 拷問による自白/棄教と転向の強要
- p207/4 出口直日先生への圧力
- 起訴猶予/雑草居
- p182/1 解体される教団
- p212/第三章 信仰の火は消えず
- p212/1 国家権力とのたたかい
- 国家ぐるみの謀略/生命がけの弁護活動/意表をついた爆弾告発
- p219/2 信仰の護持
- 野火のごとくに/まもりぬかれた竹田別院/再生の芽萌ゆ
- p230/3 出口日出麿先生のご動静
- 有斐の賦/側近子の回想
- p236/4 冬去りて春近し
- 第二審判決と出口聖師の保釈/直日先生・日出麿先生竹田へ
- p212/1 国家権力とのたたかい
- p160/第一章 大検挙
- p243/第三編 別院における直日先生と日出麿先生─昭和一八年~昭和二六年
- p244/第一章 日本の敗戦
- p244/1 無謀な戦い
- 戦局の転回/暗黒の世
- p247/2 戦争の終結
- 日本本土炎ゆ/死のみが忠義ならず
- p244/1 無謀な戦い
- p252/第二章 寂かなる生
- p252/1 百姓の道
- 終戦前夜/雪ぐれの里─竹田/生活吟/自作農となりて
- p267/2 心あたたまる日々
- 別院の生活/疎開の人たち/出口聖師・二代様竹田へ
- p289/3 大いなる試練
- 本真剣の祈り/農こそは文化の母胎
- p252/1 百姓の道
- p296/第三章 真に生き・生を楽しむ
- p296/1 出口直日先生の若き日
- 自画像/乙女のころ/ご神務の一日/多彩なお稽古/大本の芸術
- p313/2 竹田での修練
- 短歌/作歌のすすめ/茶の湯/はじめての茶室/謡と仕舞/習字・草花のスケッチ/雲珠桜へのおもい/私の念願
- p340/3 耀盌顕現
- 伊部の陶工金重陶陽/古今独歩の楽茶碗/天国会/陶芸の道
- p355/4 大本と日本伝統文化
- 果せられた使命/竹田でのご生活
- p296/1 出口直日先生の若き日
- p362/第四章 夜明け前の記録
- p362/1 〝運霊〟のご用
- 堪えがたき日々/万霊を救う荒行/神韻縹渺(しんいんひょうびょう)の世界/竹田ノート
- p379/2 竹田でのご日常
- 側近子の思い出/回想片々
- p409/3 出口日出麿先生のお人柄
- 大本入信/結婚・それから
- p362/1 〝運霊〟のご用
- p244/第一章 日本の敗戦
- p415/第四編 別院の再建─昭和一八年~昭和三七年
- p416/第一章 竹田支部と竹田分苑
- p416/1 大本の新生
- 大本事件の解決/再建へのあゆみ
- p420/2 愛善苑竹田支部の誕生
- 但馬の動き/竹田での初会合/出口聖師のご巡教/支部第一号
- p430/3 全町の愛善化へ
- 大車輪の活躍/各層への波及/竹田分苑の設立/竹田支部を会合所へ/愛善みずほ会南但支部の設置
- p416/1 大本の新生
- p444/第二章 竹田別院の復活
- p444/1 愛善苑から大本愛善苑へ
- 一つの転機/竹田分苑を別院へ/三丹主会の復活/聖地再建のご奉仕/人類愛善会の再発足/大本楽天社の活動
- p459/2 出口日出麿先生天恩郷へ
- p463/3 大本愛善苑から大本へ
- 三代教主・教主補時代へ/大本竹田別院/三代教主のご決意
- p467/4 〝みろくの世〟の実現へ
- ご奉仕のまこと/野中の真清水のごとく/食糧の自給自足へ/平和運動の展開
- p444/1 愛善苑から大本愛善苑へ
- p481/第三章 山深き狭間のまち─竹田
- p481/1 古里の味
- 日々ご多忙/田植とさなぶり/竹田別院大祭はじまる
- p491/2 但馬連絡婦人会の結成
- 大本竹田婦人会の発足/別院人事の変遷
- p496/3 三代教主・教主補のご還暦
- p481/1 古里の味
- p416/第一章 竹田支部と竹田分苑
- p503/第五編 別院開設五十年─昭和三七年~昭和五六年
- p504/第一章 新しき出発
- p504/1 大本の使命に生きる
- 脚下照顧/私のねがい─心に平和をつくる/ミタマの立替え立直し/祈りの力/信仰者の生活
- p517/2 日本のいのちのともしびを
- 神光輝く大本へ/あいつぐ出版活動/生きがいの確信講座/日本光明化宣教/人類愛善会の新発足
- p523/3 竹田別院の動静
- 竹田会合所から支部へ/一新された別院人事/出口聖師の歌碑建立/春秋の別院大祭/古里の人々/地域への滲透
- p504/1 大本の使命に生きる
- p547/第二章 有終の美を刻むために
- p547/1 水晶教団の礎をきづく
- 高き和の世界へ/天地のご恩に感謝を/大本文化講演会/泰安居と緑寿館
- p559/2 世界へ魂のかがやきを
- 耀盌は世界をめぐる/聖なる冒険
- p566/3 竹田別院開設五十年
- 竹田歌祭/平和の祈り/別院の維持/五十年記念大祭
- p547/1 水晶教団の礎をきづく
- p504/第一章 新しき出発
- p597/補章 新たな周期のはじまり─昭和五七年~昭和六一年
- 開教九十年の節/組織の再編成/長生殿のご造営
- p612/略年表
- p646/附表
- 組織の変遷/役員一覧/規則(抄)
- p657/あとがき