「幽庁の大王」の版間の差分
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幽庁の大王の正体は明確には書かれていないが、隠退後の国祖[[国常立尊]]または[[稚姫君命]](あるいはその両方)である。 | 幽庁の大王の正体は明確には書かれていないが、隠退後の国祖[[国常立尊]]または[[稚姫君命]](あるいはその両方)である。 | ||
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神諭に、 | |||
『因縁ありて、昔から鬼神と言はれた、[[艮の金神]]のそのままの御魂であるから、改心のできた、誠の人民が前へ参りたら、結構な、いふに言はれぬ、優しき神であれども、ちよつとでも、心に身欲がありたり、慢神いたしたり、思惑がありたり、神に敵対心のある人民が、傍へ出て参りたら、すぐに相好は変りて、鬼か、大蛇のやうになる恐い身魂であるぞよ』 | 『因縁ありて、昔から鬼神と言はれた、[[艮の金神]]のそのままの御魂であるから、改心のできた、誠の人民が前へ参りたら、結構な、いふに言はれぬ、優しき神であれども、ちよつとでも、心に身欲がありたり、慢神いたしたり、思惑がありたり、神に敵対心のある人民が、傍へ出て参りたら、すぐに相好は変りて、鬼か、大蛇のやうになる恐い身魂であるぞよ』 | ||
と示されてあるのを初めて拝したときは、どうしても、今度の'''冥界にきたりて大王に対面したときの光景を、思ひ出さずにはをられなかつた。また教祖(注・[[出口直]]のこと)をはじめて拝顔したとき'''に、その優美にして温和、かつ慈愛に富める御面貌を見て、'''大王の御顔を思ひ出さずにはをられなかつた。'''|{{rm|1|7|幽庁の審判}} }} | と示されてあるのを初めて拝したときは、どうしても、今度の'''冥界にきたりて大王に対面したときの光景を、思ひ出さずにはをられなかつた。また教祖(注・[[出口直]]のこと)をはじめて拝顔したとき'''に、その優美にして温和、かつ慈愛に富める御面貌を見て、'''大王の御顔を思ひ出さずにはをられなかつた。'''|{{rm|1|7|幽庁の審判}} }} | ||