「テル山峠」の版間の差分
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
| 1行目: | 1行目: | ||
'''テル山峠'''(てるやまとうげ)は、霊界物語に登場する峠。南米[[テルの国]]と[[ウヅの国]]との国境にある<ref>{{rm|30|1|主従二人}}:「末子姫は捨子姫と共に漸くハラの港に安着し、足を早めて珍の国に進まむと、テルとウヅとの国境、'''テル山峠'''の麓にさしかかつた」</ref>。 | '''テル山峠'''(てるやまとうげ)は、霊界物語に登場する峠。南米[[テルの国]]と[[ウヅの国]]との国境にある<ref>{{rm|30|1|主従二人}}:「末子姫は捨子姫と共に漸くハラの港に安着し、足を早めて珍の国に進まむと、テルとウヅとの国境、'''テル山峠'''の麓にさしかかつた」</ref>。 | ||
* 初出:{{rm|30|1|}} | * 初出:{{rm|30|1|主従二人}} | ||
* 単なる「[[テル山]] | * 単なる「[[テル山]]」と呼ばれる場合もあるが、「テル山峠」という峠名で呼ばれる場合の方が多い。 | ||
* 「テル山峠」は第30~33巻にのみ出て来るが、第9巻では「[[照山峠]]」という名で出て来る。また「智利山峠」という表記も第9巻と第30~33巻で1回ずつ出て来る。 | |||
* {{rm|30|4|懐旧の歌}}で、[[末子姫]]一行がテル山峠の頂上に辿り着いた時、[[石熊]]が「黄泉比良坂の大戦以前に、珍の都の正鹿山津見の神様の御娘、松竹梅の宣伝使が始めて宣伝の初陣に此処を、蚊々虎と云ふ天教山の木の花姫の神様の化神に導かれて、お通り遊ばし、松竹梅の宣伝使は遥々と珍の都を振返り、両親に訣別の歌を歌はれた所です」と回顧しているが、それは{{rm|9|13|訣別の歌}}に出て来るエピソードである。 | * {{rm|30|4|懐旧の歌}}で、[[末子姫]]一行がテル山峠の頂上に辿り着いた時、[[石熊]]が「黄泉比良坂の大戦以前に、珍の都の正鹿山津見の神様の御娘、松竹梅の宣伝使が始めて宣伝の初陣に此処を、蚊々虎と云ふ天教山の木の花姫の神様の化神に導かれて、お通り遊ばし、松竹梅の宣伝使は遥々と珍の都を振返り、両親に訣別の歌を歌はれた所です」と回顧しているが、それは{{rm|9|13|訣別の歌}}に出て来るエピソードである。 | ||
* 現実のどの山に相応するかは不明。テルの国(チリ)から末子姫一行が、テル山峠を越えて東へ降り、ウヅの国(アルゼンチン)へ向かっているので、アンデス山脈に相応するのだろうと思われる。 | * 現実のどの山に相応するかは不明。テルの国(チリ)から末子姫一行が、テル山峠を越えて東へ降り、ウヅの国(アルゼンチン)へ向かっているので、アンデス山脈に相応するのだろうと思われる。 | ||