「バラモン教」の版間の差分

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当時のハム族観【例】
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== 実在のバラモン教 ==
== 実在のバラモン教 ==

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バラモン教(ばらもんきょう)は、霊界物語に登場する宗教。教祖は大国別。奉斎神は大自在天

概要

  • 表記ゆれ:婆羅門、波羅門、破羅門[1] [2]
  • 初出:第15巻第1章破羅門# [3]
  • バラモン教は〈第二のウラル教〉[4]と呼ばれるが、それはウラル教を土台にして作られたという意味であって、教えはかなり異なる部分がある。

主なエピソード

ハム族の宗教

バラモン教はハム族が開いた。(三五教はセム族)

  • 〈ノアの子孫のハム族が 中にも強き婆羅門の〉〈セムの流裔と聞えたる コーカス山の神人(注・三五教)は 婆羅門教を言向けて 誠の道を開かむと〉〔第15巻第1章破羅門#
  • 〈ハムの一族婆羅門の〉〔第15巻第6章北山川#
  • 〈ノアの子孫と生れたる ハムの一族鬼雲彦は〉〔第16巻第1章天橋立#
  • 〈太古、世界には三大民族があつた。即ちセム族、ハム族、ヤヘツト族である。セムの言霊はスとなり、ハムの言霊はフとなり、ヤヘツトの言霊はヨとなる。故にスの言霊に該当する民族が、神の選民と云ふことになり、日本人、朝鮮人、満洲人、蒙古人、コーカス人等である。ユダヤ人もセム族に属する。次がハム族で支那人、印度人又は小亜細亜やヨーロツパの一部に居る民族である。ヨの民族即ちヤヘツト族と云ふのはアフリカ等に居る黒人族である。しかし現在は各民族共悉く混血して居るのであつて、日本人の中にもハム族等の血が多数に混入して居る。又欧米人の中にはハム族とヤヘツト族とが混血したのがある〉〔玉鏡「三大民族」#

「ハム族」の一般的意味は、広辞苑によると〈アフリカ北部・東部のハム語系の言語を話す諸民族の総称。ノアの次男ハムの名に因んで命名〉。しかし現代では「ハム族」という概念自体が使われなくなっている。

当時のハム族観【例】

  • 高山林次郎『世界文明史』四版・明治33年(1900年)、博文館、102頁、NDLDL蔵書 PID:1918469/1/65

実在のバラモン教

実在するバラモン教は古代インドの宗教で、その後身が現在インドで最も広まっている宗教のヒンドゥー教である。

西暦前15世紀~前5世紀に成立したヴェーダを聖典とする。

バルナと呼ばれる階級制度(カースト制度)が特徴で、最上位が司祭階級のバラモン(サンスクリット語ではブラーフマナ)、次が王族・武士階級のクシャトリア、次が農業・商工業の庶民階級バイシャ、最下級がこの三階級に隷属する奴隷階級シュードラの四階級から成る。このバルナ以外に不可触民パンチャマがいる。

関連項目

外部リンク

脚注

  1. 「破羅門」は第15巻第1章破羅門#の章題として使われているだけである。
  2. 使用回数はバラモン1951回、婆羅門54回、波羅門6回、破羅門1回
  3. ただし第3巻凡例#に「波羅門」が出る。
  4. 第15巻第1章破羅門#:〈ウラル彦、ウラル姫は、遠く常世国に逃れ、茲に大自在天大国彦の末裔大国別、醜国姫の夫婦をして、埃及のイホの都に現はれ、第二のウラル教たる婆羅門教を開設し、大国別を大自在天と奉称し〉