「黒姫」の版間の差分
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黒姫は紛失した「[[黄金の玉]]」を探すため、夫の[[高山彦]]と共に[[竜宮島]]へ渡った<ref>黒姫が竜宮島に渡った理由は守護神(副守?)がそのように囁いたからである。{{rm|24|4|一島の女王}}:黒姫のセリフ〈黄金の玉を紛失し、高姫様に叱り飛ばされ、'''守護神の囁きに依つて'''竜宮の一つ島に隠しあると聞き、此処まで探ねて来たものの〉</ref>。高山彦は「ブランジー」、黒姫は「クロンバー」と名を名乗り、竜宮島の女王・黄竜姫に宰相役として仕えた。竜宮島に渡ってから2年経つ<ref>[[第22巻]]から[[第24巻]]まで'''2年'''経っている。{{rm|24|4|一島の女王}}:クロンバー([[黒姫]])のセリフ〈大切なる玉の紛失せし為め其所在を探ねむと、竜宮の乙姫様の生宮として今年で殆ど'''満二年'''、残る隈なく探せども今に所在は分らず〉</ref>が玉は見つからなかった<ref>{{rm|24|4|一島の女王}}</ref>。高姫・蜈蚣姫の一行が玉探しのため竜宮島にやって来た。高姫と黒姫は2年ぶりに再会する<ref>{{rm|24|10|土人の歓迎}}章末</ref>。竜宮島にどうやら玉はないと判断した高姫・黒姫・高山彦は、船に乗って自転倒島に帰国した。〔{{rm|24|4|一島の女王}}、{{rms|24|10|土人の歓迎}}、{{rms|24|12|暴風一過}}〕 | 黒姫は紛失した「[[黄金の玉]]」を探すため、夫の[[高山彦]]と共に[[竜宮島]]へ渡った<ref>黒姫が竜宮島に渡った理由は守護神(副守?)がそのように囁いたからである。{{rm|24|4|一島の女王}}:黒姫のセリフ〈黄金の玉を紛失し、高姫様に叱り飛ばされ、'''守護神の囁きに依つて'''竜宮の一つ島に隠しあると聞き、此処まで探ねて来たものの〉</ref>。高山彦は「ブランジー」、黒姫は「クロンバー」と名を名乗り、竜宮島の女王・黄竜姫に宰相役として仕えた。竜宮島に渡ってから2年経つ<ref>[[第22巻]]から[[第24巻]]まで'''2年'''経っている。{{rm|24|4|一島の女王}}:クロンバー([[黒姫]])のセリフ〈大切なる玉の紛失せし為め其所在を探ねむと、竜宮の乙姫様の生宮として今年で殆ど'''満二年'''、残る隈なく探せども今に所在は分らず〉</ref>が玉は見つからなかった<ref>{{rm|24|4|一島の女王}}</ref>。高姫・蜈蚣姫の一行が玉探しのため竜宮島にやって来た。高姫と黒姫は2年ぶりに再会する<ref>{{rm|24|10|土人の歓迎}}章末</ref>。竜宮島にどうやら玉はないと判断した高姫・黒姫・高山彦は、船に乗って自転倒島に帰国した。〔{{rm|24|4|一島の女王}}、{{rms|24|10|土人の歓迎}}、{{rms|24|12|暴風一過}}〕 | ||
【[[第25巻]]・[[第26巻]]】 舞台:[[生田の森]]、[[竹生島]] | |||
[[高姫]]・黒姫・[[高山彦]]は[[生田の森]]の[[杢助館]]で、[[国依別]]の偽の神懸りによる神託を信じて、琵琶湖の[[竹生島]]へ玉探しに向かう。国依別に騙されたこと気づいた3人は責任をなすりつけ合い大喧嘩となる。〔{{rm|25|17|森の囁}}~{{rms|25|18|玉の所在}}、{{rm|26|13|三つ巴}}~{{rms|26|15|諭詩の歌}}〕 →「[[高姫#三五教時代]]」参照 | [[高姫]]・黒姫・[[高山彦]]は[[生田の森]]の[[杢助館]]で、[[国依別]]の偽の神懸りによる神託を信じて、琵琶湖の[[竹生島]]へ玉探しに向かう。国依別に騙されたこと気づいた3人は責任をなすりつけ合い大喧嘩となる。〔{{rm|25|17|森の囁}}~{{rms|25|18|玉の所在}}、{{rm|26|13|三つ巴}}~{{rms|26|15|諭詩の歌}}〕 →「[[高姫#三五教時代]]」参照 | ||
【[[第27巻]]】 舞台:錦の宮 | |||
5個の「[[麻邇宝珠の玉]]」のうち4個が偽の玉とすり替えられた。[[高山彦]]は支離滅裂なことばかり言う高姫と黒姫に愛想を尽かし、黒姫を離縁して去ってしまう。黒姫は高山彦の行方を探すため、また玉を探すため、[[筑紫の島]]へ旅立った<ref>黒姫が筑紫島へ向かったのは、竜宮島か筑紫島へ行くと高山彦が言っていたため。{{rm|27|7|猫の恋}}:高山彦のセリフ〈これから高山彦はお前と縁を断り、'''竜宮の一つ島か'''、但は'''筑紫の島へ'''玉探しに行くから、これまでの縁と諦めて下さい〉</ref>。 →「[[高姫#三五教時代]]」「[[高山彦 (黒姫の夫)#第27巻、第33~35巻]]」参照 | 5個の「[[麻邇宝珠の玉]]」のうち4個が偽の玉とすり替えられた。[[高山彦]]は支離滅裂なことばかり言う高姫と黒姫に愛想を尽かし、黒姫を離縁して去ってしまう。黒姫は高山彦の行方を探すため、また玉を探すため、[[筑紫の島]]へ旅立った<ref>黒姫が筑紫島へ向かったのは、竜宮島か筑紫島へ行くと高山彦が言っていたため。{{rm|27|7|猫の恋}}:高山彦のセリフ〈これから高山彦はお前と縁を断り、'''竜宮の一つ島か'''、但は'''筑紫の島へ'''玉探しに行くから、これまでの縁と諦めて下さい〉</ref>。 →「[[高姫#三五教時代]]」「[[高山彦 (黒姫の夫)#第27巻、第33~35巻]]」参照 | ||