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2024年12月12日 (木) 21:34時点における最新版
この項目では、紫微天界の竜宮島について説明しています。その他の用法については「竜宮島 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
この項目では、紫微天界の竜の島について説明しています。その他の用法については「竜の島 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
竜の島根(たつのしまね)は、
本項では島としての竜の島根について解説する。
概要
- 別名・表記ゆれ:竜宮島、竜の島、竜宮の島など [1]
- 初出:第79巻第3章「離れ島」#
- 第79巻だけに出る。
- 竜の島根は、紫微天界の万里の海に浮かぶ葭原の国土の玉耶湖の中心に聳える伊吹山の南端に突出する島。珊瑚礁で出来た島で、まだ新しい。人面竜身の竜族(竜神族)が住んでいる。[2] [3]
- 現代のオーストラリア大陸である竜宮島は「冠島(かむりじま)」とも呼ばれているが、紫微天界の竜宮島は冠島とは呼ばれていない。また、鬼門島(別名・沓島)に該当する島(オーストラリアの場合はニュージーランド)もない。
主なエピソード
第79巻第3~13章で舞台となる。
麗子(国津神の山神彦の娘)は竜神族の王(大竜身彦の命)に拉致されて竜の島根の「竜の都」に連れて来られた。子を産んでもらい竜神族を人の姿に変え、種族改良するためだ。麗子はもはや仕方がないと決心を固めた。
兄の艶男は麗子を探すため、水火土の神に案内され竜の島根に行く。麗子と再会した艶男は、妹が今は竜宮の弟姫として竜神の王に嫁いだことを祝う。
竜神の七人の乙女たち(七乙女)は艶男の美しさに心を惹かれ、言い寄るが、艶男はその一人・燕子花とこっそり竜の島根を出て国津神の国に帰ってしまう。
→詳細は「第79巻」を見よ
脚注
- ↑ 使用回数は竜の島根25回、竜の島ケ根1回、竜の島3回、竜宮島9回、竜宮島ケ根1回、竜宮の島9回、竜宮の島根7回、竜宮の島ケ根1回。集計すると「竜の島」系が計28回、「竜宮」計27回でほぼ同数だが、第79巻序文#に「本巻は竜の島根の物語を以て終始したれば」とあるので、「竜の島根」を主たる表記とする。
- ↑ 第79巻第3章「離れ島」#:「伊吹山に続く竜宮島ケ根は」、第79巻第7章「相聞(一)」#:「万里の海原に浮びたる 葭原の国土の真秀良場なる 玉耶湖水の中心に 御空をついてそばだてる 大地の鼻ともたとふべき 伊吹の山の後方は 高光山に相次ぐの名山なり 此山の南端に突出せる 万木万草豊なる 珊瑚礁を以て凝まりし 風光明媚の島ケ根を 竜宮島と称ふなり 此島ケ根はまだ新しく 人面竜身の竜族数多住居して 神仙郷の思ひあり」
- ↑ 第79巻第3章「離れ島」#:「伊吹山に続く竜宮島ケ根は」