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2024年11月29日 (金) 19:30時点における最新版
浪の音(なみのおと)は、出口王仁三郎の著書。第10歌集。明治33年から34年(数え年で30~31歳)の出来事を詠んだ回顧歌集。2400首ある[1]。「序」を歌人の枝野登代秋(えだの とよあき)が、「跋文」を歌人?(経歴未確認)の蓮佛比佐之が書いている。
概要
題名 | 浪の音 |
---|---|
著者 | 出口王仁三郎 |
発売元 | 天声社 |
発行日 | 昭和8年(1933年)3月28日 |
頁数 | 478 |
定価 | 3円 |
OBN | 1209 |
備考 |
- 昭和52年(1977年)3月3日に天声社から『自叙回顧歌集 浪の音』(482頁、OBN:1298)が発行された。
- 平成8年(1996年)12月8日にあいぜん出版(→みいづ舎)から復刻版(OBN:1431)が発行された。
目次
(昭和8年版の目次)
- 明治三十三年
- 春の光
- p001/神都の春
- p004/白藤
- p011/白浪男
- p020/無学文盲
- p032/寒水浴
- p037/神示降下
- p042/結婚式
- p045/百舌鳥の囁
- p050/京都開教
- p057/白梅の花
- p070/宣伝の旅
- p083/花の都
- 無人島
- p089/冠島開き
- p092/旅装
- p098/冠島山
- p100/海上の奇蹟
- p103/竜宮島
- p115/帰綾
- p117/本宮の夏
- p123/邪神活躍
- p133/洪水の跡
- 沓島開き
- p135/沓島開き
- p143/舞鶴出舟
- p148/荒浪の上
- p155/諸行無常
- p157/小雲川
- p165/目路の島
- p173/強欲爺
- 天王の山
- p175/天王の山
- p193/予言者
- p197/故山に帰る
- p202/秋山の色
- 霊山修行
- p211/松竹梅の杖
- p217/暁天
- p225/鞍馬山
- p242/上鴨神社
- 岩戸隠れ
- p249/大江颪
- p252/梅花の魁
- p257/雪の夕
- p264/堂山の滝
- p269/雪夜の墓標
- p274/人家の軒
- p278/東雲の空
- 春の光
- 明治三十四年
- 綾部の春
- p287/新春の宮
- p296/迷信家
- p304/年玉配り
- p308/冷水浴
- p316/節分祭
- p321/穴太へ帰る
- p326/祖母帰幽
- p328/失望の春
- p336/生家焼失
- p345/転居の信徒
- p349/本宮山桜
- 天の岩戸
- p355/元伊勢
- p361/産盥産釜
- p364/帰途の霊現
- p366/火の危険
- p371/社会奉仕
- 出雲行
- p377/出雲詣で
- p387/朝の神夢
- p393/杵築の宮
- p396/帰り路
- p401/三つの神楽
- 醜の矢弾
- p403/小人の野望
- p414/大原の刺客
- p428/蚯蚓の泣音
- 弥仙山
- p435/公認問題
- p442/鳥羽の難
- p449/辞任勧告
- p453/弥仙山麓
- p461/警官の怒声
- p466/四面楚歌
- p471/本宮の冬
- 綾部の春
外部リンク
脚注
- ↑ 枝野登代秋が書いた「序」に「二千四百首を収録」とある。