「高倉山 (北海道)」の版間の差分
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[[出口王仁三郎]]は昭和3年(1928年)8月、北海道に巡教した際、紋別において、現地で「チンボクビラ」と呼ばれていた霊山を「'''高倉山'''」と、「オシマツクリービラ」と呼ばれていた霊山を「[[角高山]](すみたかやま)」と命名した。 | [[出口王仁三郎]]は昭和3年(1928年)8月、北海道に巡教した際、紋別において、現地で「チンボクビラ」と呼ばれていた霊山を「'''高倉山'''」と、「オシマツクリービラ」と呼ばれていた霊山を「[[角高山]](すみたかやま)」と命名した。 |
2018年4月16日 (月) 03:16時点における版
この項目では、北海道の高倉山について説明しています。その他の用法については「高倉山」をご覧ください。
高倉山(たかくらやま)は、北海道紋別郡西興部村近辺にある山。
出口王仁三郎は昭和3年(1928年)8月、北海道に巡教した際、紋別において、現地で「チンボクビラ」と呼ばれていた霊山を「高倉山」と、「オシマツクリービラ」と呼ばれていた霊山を「角高山(すみたかやま)」と命名した。
自分が高倉山と命名した海抜二千六百尺[1]の岩山はチンボクビラ(仙人の岩)と土人がとなへてゐた霊山である。そして角高山と命名しておいた海抜二千八十尺[2]の山頂三角形をなせる峻嶺は土人がオシマツクリービラ(鳥羽岩)ととなへてゐた霊山で、熊が今も山麓に数多棲息してゐるといふ。チンボクビラの霊峯は支部の正北方の近き原野に悠然として聳え非時白雲の帯を〆め、頂上に珍の宝座をのせて北見平野を瞰下してゐる雄姿は、仰ぎ見るもその神々しさを思はしむるものあり。
出典:『東北日記 三之巻』p255(8月25日、紋別支部)