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'''陀羅助'''(だらすけ)は、[[霊界物語]]に登場する用語。日本古来から伝わる薬で、腹痛に用いる苦い薬。「もと陀羅尼を誦する時、睡魔を防ぐために僧侶が口に含んだ苦味薬」〔広辞苑〕。 | '''陀羅助'''(だらすけ)は、[[霊界物語]]に登場する用語。日本古来から伝わる薬で、腹痛に用いる苦い薬。「もと陀羅尼を誦する時、睡魔を防ぐために僧侶が口に含んだ苦味薬」〔広辞苑〕。 | ||
2025年10月6日 (月) 00:37時点における版

陀羅助(だらすけ)は、霊界物語に登場する用語。日本古来から伝わる薬で、腹痛に用いる苦い薬。「もと陀羅尼を誦する時、睡魔を防ぐために僧侶が口に含んだ苦味薬」〔広辞苑〕。
表記ゆれ:駄羅助(だらすけ)、陀羅尼助(だらにすけ)
霊界物語に次の4回、使われている。
- 「猿が渋柿を喰つたやうに、子供が苦い陀羅助を呑んだやうな面構へして」〔第2巻第23章#〕
- 「平家蟹が陀羅助を喰つた様なお顔をなされますな」〔第24巻第5章#〕
- 「閻魔が駄羅助を舐つたやうな顔してブルブル震ひ乍ら」〔第45巻第20章#〕
- 「陀羅尼助を嘗めた後で三盆白(さんぼんしろ。砂糖のこと)をなめると、いいかげんに調和の取れるものですからね」〔第50巻第9章#〕