「秋山彦の館」の版間の差分
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* 表記ゆれ:秋山彦館(あきやまひこやかた)、[[秋山館]](あきやまやかた) <ref>使用回数は、秋山彦の館(17回)、秋山彦館(4回)、秋山館(3回)</ref> | * 表記ゆれ:秋山彦館(あきやまひこやかた)、[[秋山館]](あきやまやかた) <ref>使用回数は、秋山彦の館(17回)、秋山彦館(4回)、秋山館(3回)</ref> | ||
* 初出:{{rm09|16|0001|序文}}、本文に「秋山彦の館」という言葉が出るのは{{rm|16|9|法螺の貝}}が最初だが、{{rms|16|3|門番の夢}}から舞台として登場している。 | * 初出:{{rm09|16|0001|序文}}、本文に「秋山彦の館」という言葉が出るのは{{rm|16|9|法螺の貝}}が最初だが、{{rms|16|3|門番の夢}}から舞台として登場している。 | ||
== 関連人物 == | |||
* [[紅葉姫]]:[[秋山彦]]の妻。 | |||
* [[銀公]]・[[加米公]]:秋山彦の館の門番。 | |||
== 主なエピソード == | == 主なエピソード == | ||
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[[高姫]]と部下の[[青彦]]は秋山彦の館を訪れ、[[冠島沓島 (かむりじまくつじま)|冠島沓島]]の宝庫の鍵を盗み出す。〔{{rm|16|11|宝庫の鍵}}〕 | [[高姫]]と部下の[[青彦]]は秋山彦の館を訪れ、[[冠島沓島 (かむりじまくつじま)|冠島沓島]]の宝庫の鍵を盗み出す。〔{{rm|16|11|宝庫の鍵}}〕 | ||
(舟で[[冠島]]へ行って[[如意宝珠の玉]]を盗むが、追って来た[[亀彦]]・[[鬼武彦]]に捕まり、秋山彦の館に連れ戻される。) | (舟で[[冠島沓島 (かむりじまくつじま)|冠島]]へ行って[[如意宝珠の玉]]を盗むが、追って来た[[亀彦]]・[[鬼武彦]]に捕まり、秋山彦の館に連れ戻される。) | ||
高姫は秋山彦の館で如意宝珠の玉を呑み込んでしまい、白煙と化して逃げてしまった。〔{{rm|16|14|鵜呑鷹}}〕 | 高姫は秋山彦の館で如意宝珠の玉を呑み込んでしまい、白煙と化して逃げてしまった。〔{{rm|16|14|鵜呑鷹}}〕 | ||
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=== 第26巻/麻邇宝珠の玉 === | === 第26巻/麻邇宝珠の玉 === | ||
[[竜宮島]]から五個の[[麻邇宝珠]]を持ち帰って来た[[梅子姫]]一行が、[[八咫烏]]に乗り、由良の港の[[秋山彦]]の館の庭に舞い降りてきた。玉は神前に安置されるが、[[素盞嗚尊]]は何故かこっそり玉が入った柳筥を他の筥とすり替えてしまう。神業奉仕者がそれぞれ歌を詠み合った後、筥は神輿に納められ船で[[由良川]]を溯り[[綾の聖地]]へ運ばれた。〔{{rm|26|1|麻邇の玉}}~{{rms|26|9|生言霊}}〕 | [[竜宮島]]から五個の[[麻邇宝珠]]を持ち帰って来た[[梅子姫]]一行が、[[八咫烏]]に乗り、由良の港の[[秋山彦]]の館の庭に舞い降りてきた。玉は神前に安置されるが、[[素盞嗚尊]]は何故かこっそり玉が入った柳筥を他の筥とすり替えてしまう。神業奉仕者がそれぞれ歌を詠み合った後、筥は神輿に納められ船で[[由良川]]を溯り[[綾の聖地]]へ運ばれた。〔{{rm|26|1|麻邇の玉}}~{{rms|26|9|生言霊}}〕 | ||
=== 第33巻/麻邇宝珠の隠し場所を高姫に教える === | |||
[[高砂島]]から帰国した[[高姫]]・[[鷹依姫]]一行が由良の港の秋山彦の館に到着した。秋山彦は五個の[[麻邇宝珠]]の御用について、その因縁を説き明かした。また筑紫の島から帰って来た黒姫も到着した。秋山彦は神素盞嗚尊の神書を読み上げる。そして高姫に[[沓島]]の鍵を渡し、4人([[高姫]]、[[黒姫]]、[[鷹依姫]]、[[竜国別]])に沓島に渡り、麻邇宝珠の4個の玉を聖地へ持って行くよう命じた。〔{{rm|33|17|感謝の涙}}~{{rms|33|18|神風清}}〕 | |||
== 光照殿の門 == | == 光照殿の門 == |