「天の香具山」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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'''天の香具山'''(あめのかぐやま)は、[[霊界物語]]に登場する山。鉄が採れる山として描かれている。
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'''天の香具山'''(あめのかぐやま)は、[[霊界物語]]に登場する山。鉄が採れる山として描かれている。「香具山(かぐやま)」「香山(かぐやま)」「天の香山(あまのかぐやま)」とも書かれる。
  
  
 
* 初出:{{rm|2|15|山幸}}
 
* 初出:{{rm|2|15|山幸}}
* [[元照彦]]は山幸を好み、天の香具山の鉄で諸々の武器を作った。(霊界物語で舞台として登場するのはこの1ヶ所だけである。所在地は不明)<ref>{{rm|2|15|山幸}}</ref>
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* [[元照彦]]は山幸を好み、'''天の香具山'''の鉄で諸々の武器を作った。(霊界物語で舞台として登場するのはこの1ヶ所だけである。所在地は不明)<ref>{{rm|2|15|山幸}}</ref>
* 「[[神伊邪那岐]]の神は(略)天の香具山の鋼鉄を掘り、自ら十握の剣を数多造りて、荒振る神共をば、武力を以て討ち罰めむと計らせ玉ひける」<ref>{{rm|6|29|泣沢女}}</ref>
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* 「[[神伊邪那岐]]の神は(略)'''天の香具山'''の鋼鉄を掘り、自ら十握の剣を数多造りて、荒振る神共をば、武力を以て討ち罰めむと計らせ玉ひける」<ref>{{rm|6|29|泣沢女}}</ref>
* 「人智の未だ進まなかつた原始時代には、鉱石は沢山あつても鍛冶屋が無かつたから、[[天の目一つの神]]様が一人コツコツと、香具山の真鉄や銅を掘り出して、鏡を打ち、剣を鍛へられたのである」<ref>{{kgm|528|原始時代の貴重品}}</ref>
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* 「'''天の香山'''といふのは鼻成山(はななすやま)と云ふ意義で、神人を生かす山の事であります」<ref>{{rm|12|30|天の岩戸}}</ref>
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* 「人智の未だ進まなかつた原始時代には、鉱石は沢山あつても鍛冶屋が無かつたから、[[天の目一つの神]]様が一人コツコツと、'''香具山'''の真鉄や銅を掘り出して、鏡を打ち、剣を鍛へられたのである」<ref>{{kgm|528|原始時代の貴重品}}</ref>
  
 
== 現実の天香久山 ==
 
== 現実の天香久山 ==
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日本神話の天の岩戸開きの際には、天の香山で採れた色々な産物が、岩戸を開くための神事に使われている。動物・植物ばかりで、霊界物語のように鉄(鉱物)はない。古事記では「天の金山(かなやま)」で採れた鉄を使って鏡が作られている。日本書紀の一書第一では天の香山の金(かね)で日矛(ひほこ)を作っている。
 
日本神話の天の岩戸開きの際には、天の香山で採れた色々な産物が、岩戸を開くための神事に使われている。動物・植物ばかりで、霊界物語のように鉄(鉱物)はない。古事記では「天の金山(かなやま)」で採れた鉄を使って鏡が作られている。日本書紀の一書第一では天の香山の金(かね)で日矛(ひほこ)を作っている。
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== 外部リンク ==
 
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2018年4月17日 (火) 19:14時点における最新版

天の香具山(あめのかぐやま)は、霊界物語に登場する山。鉄が採れる山として描かれている。「香具山(かぐやま)」「香山(かぐやま)」「天の香山(あまのかぐやま)」とも書かれる。


  • 初出:第2巻第15章山幸#
  • 元照彦は山幸を好み、天の香具山の鉄で諸々の武器を作った。(霊界物語で舞台として登場するのはこの1ヶ所だけである。所在地は不明)[1]
  • 神伊邪那岐の神は(略)天の香具山の鋼鉄を掘り、自ら十握の剣を数多造りて、荒振る神共をば、武力を以て討ち罰めむと計らせ玉ひける」[2]
  • 天の香山といふのは鼻成山(はななすやま)と云ふ意義で、神人を生かす山の事であります」[3]
  • 「人智の未だ進まなかつた原始時代には、鉱石は沢山あつても鍛冶屋が無かつたから、天の目一つの神様が一人コツコツと、香具山の真鉄や銅を掘り出して、鏡を打ち、剣を鍛へられたのである」[4]

現実の天香久山

現実の天の香具山は、奈良県橿原市の「天香久山」である。大和三山の一つ(他は畝傍山と耳成山)。標高152m。

日本神話の天の岩戸開きの際には、天の香山で採れた色々な産物が、岩戸を開くための神事に使われている。動物・植物ばかりで、霊界物語のように鉄(鉱物)はない。古事記では「天の金山(かなやま)」で採れた鉄を使って鏡が作られている。日本書紀の一書第一では天の香山の金(かね)で日矛(ひほこ)を作っている。

脚注

外部リンク